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「デザイン」=「センス」なのか?

こんにちは、メグミです。

私は現在デザイナーという立場で仕事をさせていただいていますが、デザイナーと言えば「センスや才能があってこその仕事」だというような言葉を周囲の方からいただくことがあります。

「デザイン=センス」なのか?

実際のところどうなんでしょうか。

多くのデザイナーさんが同じ見解を示されているかと思いますが、結論から言うとこれはNOと言えます。
ですが私も昔はその言葉をそのまま信じていて、クリエイティブな仕事は生まれ持った才能やセンスを活かせる人がなれる職業なんだとばかり考えていました。

もっとも、その頃は「アート」と「デザイン」の違いすら分かっていなかったわけですが…。

私は大学で幅広くデザインを勉強していましたが、その学生生活の中で先生が不意に仰っていた言葉を今でも覚えています。

 

デザイン力は才能じゃないよ」と。

 

デザイン力やデザインのスキルは感覚で作られるものでなく、どれだけ「情報を集めているか」「知識をつけているか」によるもので、決して才能やセンスではないというお言葉でした。

当時の私は、自分の表現力の無さを「センスの無さ」や「才能」のせいにしてしまっていたところがあったので、その言葉を聞いてハッとしたのを覚えています。
もちろん、中には自分の生まれ持ったセンスや感覚でパパッと素敵なものを作ることのできる感覚派のデザイナーさんもいるかと思いますが…。
それでもデザイナーとして力をつけていくためには「勉強」と「経験」の積み重ねが必要ですよね。
良いデザインをする人は、きっと当たり前のように日々色々なものを見て、自分の中に蓄えているはずです。
何なら「勉強」しているという感覚すらないかもしれません。
フラッと立ち寄った本屋さんで、何も考えずともデザイン本のコーナーに足が向かってるとか。

デザインのクオリティを高めるのは知識の量

デザインやクリエイティブの質は知識量に比例する。

こんな言葉を聞いたことがありますが、まさにその通りです。
デザインには、規則性があります。
そのデザインが美しく見えるのにはちゃんとした理由があります。
色の組み方や配置の仕方等、全てが設計されていて初めて完成度の高いデザインができます。

それが自然にできる人は、きっとデザインに関する基礎知識や色彩の知識が自分の中に染み付いているからです。

学生時代を思い返すと、高クオリティでデザイン性の高い課題作品を作る、同学年でも優秀な評価を得ていた友達は、確かに誰よりも時間をかけて参考作品のリサーチをしていました。
モチーフにするプロダクトの実物を見るためだけにわざわざ遠方まで出向いていました。
他の人と同じように学生生活を楽しみながらも、みんなが寝ている時間や遊びに出ている時間を使って、着実に知識をつけていました。

そう思うと、やはり「どれだけ何を見てきたのか」という部分がその人の生み出すデザインの全てに裏打ちされるわけですね。
デザイナーで言うところのデザイン力・表現力といった部分がまさにそうです。
「表現の幅」「引き出し」を増やすとはよく言いますが、それも全て、様々なものを見て、自身の中に知識として消化して初めて、引き出せる引き出しの一つにできるということではないでしょうか。

結局「センス」とは

軽々しく使ってはいますが、結局のところ「センス」って何なのでしょうか。
元々私の中では「センス=生まれ持った才能」という認識でしたが、それ自体が間違っていたように思います。

「センス」という言葉の本来の意味としては、物事の雰囲気や微妙な味わいを感じとる・悟るというような定義があります。
しかし前述の話からすれば、センスとは、そのような微妙な感覚や味わいを感じ取りながら必要な要素を取捨「選択する力」を指すのではないかと思います。
「色」「形」「大きさ」「キャッチコピー」と数ある要素を組み合わせ、イメージに近いものを選択していく力。
それを養うには、やはり多くのものを見て、「正しい選択」ができるだけの知識が必要ですよね。
センスは生まれ持った才能ではなく、勉強して「磨く」ものということが理解できます。

この話はデザインだけに限らないとは思いますが、「センス」「才能」という言葉に頼らず、懇々と努力ができる人間でありたいですね。

 

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