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グッドデザイン賞受賞の植物店「REN」

こんにちは、メグミです。

本日ご紹介するのは東京都港区にある観葉植物専門店「REN(レン)」さんについて。
観葉植物専門店…なかなか馴染みのない言葉ですよね。
早速色々調べてみました。

「活ける」という概念

RENさんは1919年創業の植物店。
「活ける」という概念を最も大切にされているそう。
RENさんのホームページを覗いてみたら、トップにこんな一文がありました。

活けるとは人の業が前に出過ぎず、植物がより良くあるように導くこと。

「活ける」と聞けばすぐに生け花を想像してしまいますね。
生け花・切り花等は一般的に華道と呼ばれますが、それらは全て人の手や思考のもとで作り上げられる作品とも言えます。
いくつかの花や草木を器に生けて、趣や風情を感じるもの。
できる限りその素材のありのままの魅力を表現されているかとは思いますが、それでも美しく見えるように配置や並びを人が考えながら活けるという点では、やはり人の業が成す部分が大きいのではないでしょうか。

RENさんで定義づけられている「活ける」は、極力人の手や技を加えずに、ありのままの植物の良さを引き出していくことを指しているのだと思います。
この一つの概念だけでも、RENさんの掲げるブランドのビジョンやメッセージがよく伝わりますね。

RENさんでは植物は自然が生んだ究極のデザインとして、切花から観葉植物まで「元からそうだったのではないか」と思える様な簡潔さを備えた、素材とも環境とも調和する原形的な「フラワーデザイン」を追求する活動をされています。

植物店初の「グッドデザイン賞」受賞

実は今回私が記事のテーマとしてRENさんを取り上げたのも、この「グッドデザイン賞を受賞した植物店」というパワーワードに惹かれたからです。
時折このグッドデザイン賞を受賞したプロダクトやデザイナーさんについてリサーチすることがあるんですが、そんな中で目に飛び込んできた植物店の文字。

驚きながらも調べてみると、RENさんは2011年にグッドデザイン賞を受賞されており、植物店としては史上初めてのことだったそうです。
とてつもない快挙。
さらに調べてみるとわかったのは、受賞された部門は特定の商品に対する評価ではなく、ブランド全体としてのコンセプトや背景、理念、活動そのものを評価するという部門。

上記でご紹介していたRENというブランドのコンセプトの部分、そしてその活動が大きく評価されたということですね。
そんなRENさん、「フラワーデザインプロジェクト」と称して様々な活動をされています。

植物のリデザイン

リデザイン(Re design)とは再設計を意味します。

RENさんでは、いけばなの根源的な思想を、切花から鉢植えまで広く捉え直し『植物のリデザイン』として再定義することで、現代人が忘れかけていた自然への畏敬の念を啓蒙していくことをビジョンとして掲げられています。

具体的にどんなプロジェクトを行われていたかというと…
■植物のアップサイクル

盆栽の技法である「舎利(しゃり)」を観葉植物の新たな修繕方法として採用することで、枯れてしまった枝のある観葉植物の新たな魅力を引き出し長く愛用してもらおうというものです。

「舎利」技法は枯れてしまった幹の一部や趣にかける枝の皮を剥ぎ殺菌消毒して白骨化した風情を出す技のことだそうです。
海外からも高い評価を得ている「盆栽」の修繕技法を採用し、過去には「舎利展」と題して商品化したものを店舗限定で販売されていました。

その背景にはものが溢れる現代社会では壊れたり傷んだりしたものに対して「修繕してもう一度使う」ことよりも「廃棄して新たに購入する」ことの方が手軽な手段となっているとして、日本人ならではの「ものを大切にする心」の育成に役立ててほしいという思いがあります。

■枯れかけた植物を美しく再生する「リボーンプランツ」

RENさんでは観葉植物の販売だけでなく、その後のアフターケアを含めた『植物の下取り』サービスを行っておられます。
コロナ禍でのおうち時間の増加に伴い、観葉植物の需要も増加傾向にあるこの頃、「ケアをしても弱ってしまう」「枯れた場合どうしたらいいの?」と言ったお客様の声が多く寄せられたそう。
そんなお客様の声に応えてスタートした下取りサービス。
不要になった植物をお客様から買い取り、下取り額分を買い替え割引として新しい植物を購入できるというものです。

買い取った植物はRENさんで養生・再生させ、また次のお客様へと再販売するという仕組みです。

あなたの植物を再生し次の方へ届けます

というコピー通り、一度役目を終えた植物たちを再生させ、また別のお客様の元にお届けする。
「持続可能性」とはよく聞く言葉ですが、たくましく再生する植物たちの姿からその言葉の意味を再度考えさせられます。

ここでご紹介できるのはごく一部ですが、上記のように、RENさんで行われているサービスはただ植物を販売するだけではなく、必ずその先に私たち人間が「考えるべきこと」「学ぶべきこと」を植物の姿から体感するきっかけになるものばかりです。

なぜRENさんがグッドデザイン賞で評価されたのか、この活動内容を拝見すれば納得しかないですね。

2021年、リニューアルオープン

今大注目なRENさん、この夏8月に東京・三田にリニューアルオープンされました。

見てください、この店舗。

この内装デザインは、ソーシャルデザインをテーマに国内外で活躍するデザインファーム「NOSIGNER(ノザイナー)」が担当されたそうです。
白を基調とした店舗の天井から下がるモジュール什器は斬新で、新しい価値創造の場としてピッタリな空間だと思います。

そしてなんと言ってもこの店舗は3フロア延床面積300平米にも及ぶ大型専門店。
1階は『厳選して買いつけた特別仕立てな一点もの』を取り扱うスペシャリティプランツ、さらには上記でご紹介したリボーンプランツのエリアとなっています。
2階には特選オリーブのエリア、3階には特選大鉢を扱うエリアに各種イベントを取り行うラウンジと…その設備と内容も盛り沢山。

中でも注目なのはプランツケアラボと名付けられたアフターサービス窓口。

業界初の循環型アフターサービスとして注目を集めています。

RENさんで購入した植物は永年サポート保証。
プランツケアラボに相談すれば無料診断・植え替え・出張・下取り・再生まで様々なサービスで植物との持続可能な暮らしをサポートしてくれます。

 

長々と書いていますが…RENさんの店舗とサービスについてはここではたっぷり全てを紹介したくても書き切れませんね!
この記事でご紹介するのはこのくらいにしておいて、私も東京に行く機会があれば、必ずRENさんの店舗に行ってみようと思います。

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