米原市は真綿布団の名産地である多和田は藤田株式会社様のWEBサイト、ロゴマーク、リーフレット、商品ラベルデザインを担当させていただきました。
ブランディングプロジェクト fujita futon
元来、滋賀県米原市の多和田地区は、昭和初期から真綿むきをして数千個もの繭玉と伝統技法から、最高級素材の他では真似のできない真綿布団の産地でした。
しかし、地場産業も海外製品におされ価格競争の波にのまれ、布団のありかたを今一度見直し、日本人が心地よいと思う布団作りを一から考えたいと思われました。
担当させていただきましたブランディングプロジェクト fujita futonは、この米原の地から布団=FUTONを通じ全世界に向けて発信されています。
企業リーフレットにも布団の心地よさを。
藤田株式会社は地場産業である縫製業の多い旧近江町の地域資源を生かし、先代が昭和53年に創業。平成元年に法人成りされました。
リーフレットのデザインには藤田株式会社様の仕事のスケールをわかりやすくデザインさせていただきました。
BtoB向けのリーフレットですが、エンドユーザーに見てもらってもわかりやすい内容にするために、キャッチーな写真や見出しなどを用い仕上げました。
海外にも通じるロゴマークを。
極力、無駄を省いたロゴデザイン。
綿々と積み重ねられてきた伝統と歴史、そして日本を代表とする明峰、富士山のようにMade in ニッポンの布団ブランドとしてfujita futonは、全世界に向けて発信する。
という意味を込めてデザインさせていただきました。
現在、藤田株式会社様が手がけられる商品には織り機によるオリジナルの「ピスネーム」で各商品に縫製されています。
量販店、ネット通販、カタログ通販、小売店、販売会社との取引があり、独自ブランドも生産でき、数多くの実績がある強みをより社会に提示できるようブランディングに注力させていいただきました。
トータルでディレクションからデザインまで担当させていただきましたWEBサイトでは、作り手の方々の背景も見ていただけるように職人様の写真も合わせて撮影しご紹介させていただいております。
藤田株式会社にできること
原料から製品に至るまで、一貫して企画立案できるのが藤田株式会社の強み。原料は羊毛、綿、機能性エステル綿まで多岐にわたりご提案されています。
また、生地は国産から海外産まで幅広く提案でき、もちろんオリジナルも可能。
製品のほとんどを国内加工することができ、国内綿入れの商品に力をいれられております。