先日GoogleよりGoogle Analyticsの大幅アップデートが発表されました。
その名も「Google Analytics 4」です。
従来よりアプリ + ウェブ アナリティクスという名称でβ提供されていたものが正式にリリースされた形になります。
新しいアナリティクスでは、デバイスやプラットフォームごとに細分化された測定ではなく、顧客中心の測定を行うことができます。マーケターが提供するユーザーIDや、広告のパーソナライゼーションにオプトインしたユーザーからのGoogle独自のシグナルなど、複数のIDスペースを使用して、顧客が貴社のビジネスとどのように相互作用しているかをより完全に把握することができます。
例えば、顧客が最初にウェブ上の広告から貴社のビジネスを発見し、その後、貴社のアプリをインストールしてそこで購入したかどうかを知ることができます。
■UIの大幅な変更
従来のGoogle Analyticsが廃止され、Firesbase Analytics寄りのUIになりました。サイドメニューの中身もかなり入れ替わっています。
Cookieベースから顧客ベースへ
冒頭のアップデートの背景にも記載した通り、今回の変更内容はCookieからの脱却を図ろうとしているGoogleの意図が伝わってきます。
GAの利用者目線ではこれらの変化を捉えて、新しいトラッキングに順応していくことが求められるため、引き続き状況をウォッチしていきたいと思います。