ついにGoogleが、向こう数週間でモバイルファーストインデックスを多くのサイトに導入すると発表しました。
・Google to Move Many More Sites to Mobile-First Index Very Soon『Googleが近々により多くのサイトをモバイルファーストインデックスに移行すると発表』(2018年2月21日:Search Engine Journal)
・Google to move more sites to mobile-first index in coming weeks
Google plans to roll more sites into the mobile-first index in the near future. Are you ready?
『Googleが多くのサイトを数週間以内にモバイルファーストインデックスに移行する
ことを計画していると発表した。あなたのサイトは準備が出来ているか?』(2018年2月21日:Search Engine Land)
・Google Mobile First Index Expanding Within Next Several Weeks『Googleがモバイルファーストインデックスの移行を数週間以内に拡大することを発表』
(2018年2月22日:Search Engine Roundtable)
上記の情報ソースは全て、先日テキサス州オースチンで開催されたWebマスター会議の「Pubcon」でGoogleのゲイリーイリーズ氏が公式に発表したものです。
これまでの予想通り、2018年春にモバイルファーストインデックスがほとんどのサイトに導入され、それによりGoogleは私達のサイトのPC版サイトではなく、モバイル版サイトの中を検索順位決定の評価対象にします。
時代はさらにPCからスマホに変わっています。
これは何を意味するかというと…
ちょっと大げさにいってしまうとモバイルに対応していないWEBサイトに関してはGoogleでは検索の評価対象も変わってきますよ。ということ。
こうすることによりGoogleは、より多くのサイト運営者がPC版サイトではなく、モバイル版サイトの更新を重視するように促そうとしています。
皆さま、その理由は明白です。
周りをみても、下を向いてスマートフォンを使ってWebを使っている人たちの数がPCを前に座ってWebを使う人よりも多くなってきているからです。
これからの時代
モバイルファーストインデックスは以前報道されたように、いきなり全世界、あるいは、全日本のサイトに1度に導入されるわけではありません。
Web = モバイル
が常識の世界がすでに来てしまっているのです。
モバイルファーストインデックスが自社のサイトに導入されるとその時点からモバイル版GoogleとPC版Googleの両方で検索順位を上げるには、自社のモバイル版サイトの中身を最適化、改善しなくてはならなくなります。
自社サイトにモバイルファーストインデックスが導入される前にすぐにするべきことは少なくともサーチコンソールを使って自社サイト内の全てのページがモバイル対応しているかを確認することからはじめましょう。
サーチコンソールに自社サイトをすでに登録している方はすぐにサーチコンソールにログインして左サイドメニューにある:
検索トラフィック → モバイルユーザビリティ
を選択して モバイルユーザビリティ のグラフをご覧下さい。
この機能はなんとも便利なもので、自社サイト内にモバイル対応がされていないページがあった場合、そのページがどこか、そしてどうすれば自分のサイトをモバイル対応として認定されるかその方法を教えてくれます。
改善方法
PageSpeed Insights などのツールを使ってまずは自社のモバイルサイトの読み込み速読を測定してそこに表示される提案に従って、読み込み速度の高速化に努める
PageSpeed Insightsを使うとモバイルサイトの読み込み速度が点数化されて表示されるだけではなく、ページ内のどこに問題があるのか非常に具体的に教えてくれるのでそれに従って速度の改善をすることが求められます。
しかしながら、各コンテンツやブロックになエフェクトをかけたり、複雑なアニメーションを多用したりするとどうしてもレンダリング速度は低下してしまうのも現状です。
PageSpeed Insightsの得点ですが、いきなり100点を目指そうとすると弊害も出てくるので少なくとも70%以上になるように改善することをお勧めします。
このあたりは程度問題ですが、エフェクトは無駄なく効果的にかけていくのが理想ですね。
Googleはモバイルファーストインデックスへの移行作業をこうして着々と進めています。
モバイルサイト第一主義の考えをもってサイト運営を実践するようにして心がけることも運営していくにあたって大切になる部分です。
TAKASHI-DESIGNではこういった、非レスポンシブサイトをモバイル対応(レスポンシブ化)したりするリニューアル作業も行っています。
モバイル対応にしたいけどどうすればいいか分からないというご相談も受けつけております。
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