朝起きて電動で設置された遮光カーテンを開けると、マリーナ・ベイサンズホテルだった。
そうかシンガポールか。
昨日ベットに寝転びながら堀江貴文著書の「捨て本」を読みながら寝落ちしてまったんだ。
栞を抜き取り、見ていたページを前後読み返して、ゆっくりと朝食もとらずにホテルを出る。
自分が見たことがない景色、文化に触れる度に心に溜まったいた老廃物がドバっと出るのだ。
どこの国に行ってもある「チャイナタウン」は同じアジア圏ということもあってか、妙な安心感を得る事ができる。
このレトロさと異国情緒溢れる町並みは、この国の中でも「特別」なはず。
どこからともなく現れ、瞬きしている間に建物の奥に無邪気に消えていく子どもたち。
日本でも、どこにでもあるようなその景色だけれど、その街の雰囲気が全く別のものに変えてしまう。
昼食はホテル近くのカフェで。
シンガポールのポキ丼(海鮮丼)とハンバーガー。
まぁこちらもハズレることなく美味しいランチだった。妙にアメリカナイズされた料理たちは現地でも人気のメニューなんだろうな。
午後からは電動キックボードを借りて縦横無尽にシンガポールの街を駆け巡る。
マーライオンや周りのベイを駆けていくのだけれど、暑い。
このシンガポールで自分の肌に合わないのはこの気候だ。雨季に入ったタイミングというのもあり、湿度はタイ、ベトナム、カンボジアを凌いでダントツだった。
そのため、15分おきに休憩しないと気がおかしくなりそうなくらいになる。
洗練されたビルの間を昔ながらの船が橋をくぐっていく。
街にもゴミなどは落ちていなく本当にキレイだった。
ラッフルズホテル
シンガポールの名門「ラッフルズホテル」は、イギリス植民地時代の面影を残す白亜の美しい外観が特徴で、コロニアル様式の気品と風格ある建物は歴史的建造物に指定されるなど、シンガポールのランドマーク的存在となっている。
そんな由緒正しき場所に、電動キックボードで乗り込むファーイースト人達。笑
歴代の顧客には世界のセレブリティが名を連ね、現在でも彼の名を関したスイートが存在するイギリスの小説家・サマセット・モームが「神秘に彩られた東洋の貴婦人」と絶賛するほど「ラッフルズに泊まらずして、シンガポールの旅は終われない」と、昔から多くの旅人たちを魅了し続ける世界でも数少ない現存する19世紀のホテル。
当日も結婚式が行われていて、そのクオリティは日本の一流ホテルを完全に抜いている。
植物のスケールも規格外。成人男性の身長をゆうに超えている。
ベイサンズに戻り、メールをチェックしイラストレーターを立ち上げ、修正案件に着手する。
シンガポールの最高峰ブランド
シンガポール生まれの紅茶ブランド、TWGの紅茶。
実にゴージャス。
形容するのであればおしゃれで洗練されたパッケージデザインの数々。
水の上に浮かぶ、カフェは本当に幻想的で優雅な気分に浸れる。
こういう文化をサービスを提供する側は、もっともっと勉強しなければいけない。
しかし、この国は本当に規格外だ。すべてが。
テクノロジーの浸透率もさることながら、観光客にインパクトを与える仕組みが非の打ち所がないくらいにうまく組み込まれている。
セレブ×オリエンタルな雰囲気にメタルのマテリアルを使う辺り、日本人には中々ない発想だと思う。
夜は観覧車の中で貸し切りディナーを愉しむ。
素敵な誕生日プレゼントまでいただき、ありがとうございました!
デザインの勉強にもなる貴重な一日だった。
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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