台北、香り立つ街角 〜グルメとカルチャーが織りなす至福の時間〜

2025.03.01

霧雨が演出する台湾・九份から次に向かったのが台北。

台湾の首都でありながら、ローカルな雰囲気とモダンなカルチャーが共存する街。

街を歩けば、香ばしい屋台の匂いが鼻をくすぐり、細い路地に入ると隠れた名店が顔を出します。そんな台北の街で、最後にグルメとおしゃれな店を巡る時間を楽しみました。

迪化街 〜ノスタルジックな街並みに溶け込むおしゃれエリア〜

台北の中でも特に歴史を感じるエリアである迪化街(ディーホアジエ)。ここは昔ながらの問屋街でありながら、近年ではリノベーションされたおしゃれなカフェやショップが点在し、ローカルとトレンドが交差する魅力的な場所となっております。

迪化街は、伝統とモダンが融合したエリアです。次に訪れたのは、ポップカルチャーの発信地ともいえる**「PAR Store」**。

こちらは、ミュージック、アート、アパレル、ドリンクが融合したコンセプトストアで、壁一面にはアーティストのポスターやグラフィックデザインが飾られております。

台湾の若者カルチャーを肌で感じられる場所であり、ここにいるだけでインスピレーションが湧いてくるような空間でした。

寧夏夜市 〜台湾B級グルメの宝庫〜

台北に来たからには、やはり夜市巡りは欠かせません。

台北には数多くの夜市がありますが、特にローカル感が強く、地元の方々に愛されているのが寧夏夜市(ニンシャーイエシー)です。士林夜市ほどの広さはありませんが、濃縮された美味が揃うグルメの宝庫となっております。

まず味わったのは、「胡椒餅」

外はパリッと香ばしく焼かれ、中には肉汁たっぷりの豚肉と胡椒のスパイスが効いた餡が詰まっています。一口かじると、熱々の肉汁が溢れ出し、口の中いっぱいに旨みが広がりました。これぞ台湾のストリートフードの醍醐味といえるでしょう。

また、台湾の屋台グルメの代表的なものとして台湾おでん(滷味/ルーウェイ)もいただきました。

屋台に並ぶ多彩な具材の中から、好きなものを選んで煮込んでもらうスタイルです。

鴨の血を固めたもの、厚揚げ、しいたけ、豚の腸など、日本のおでんとはまた違った独特の味わいでした。特製のタレがしっかり染み込んでおり、噛めば噛むほど深みが感じられる美味しさでした。

翌朝、長蛇の列を並びいただいたのは、「鹹豆漿(シエンドウジャン)」

何やら有名店で一時間程度列に並び待ちました。

温かい豆乳に酢を加えてふわふわに固めた台湾式のおぼろ豆腐スープです。トッピングにはカリカリに揚げたパン(油條)、ネギ、ザーサイがのり、絶妙な塩加減が優しく胃に染みる一品でした。

これは次回来た際もぜひ足を運びたいお店の一つとなりました。

普段、日本にいるときは「豆乳」なんて絶対に食べないのに。笑

海外に来たときだけ謎にこのリミッターが解除されるのが不思議です。

西門町 〜台北のトレンド発信地で個性派ショップ巡り〜

台北の若者文化を知るなら、やはり西門町(シーメンディン)は外せません。

渋谷のような雰囲気のこのエリアには、古着、ストリートファッション、アート、レトロな雑貨店が混在しており、歩いているだけでもワクワクするエリアです。

店頭には、日本の古着やヴィンテージの雑貨がずらりと並び、懐かしさを感じさせる雰囲気が漂っています。

店内には、昔の看板、昭和のポスター、アンティークの小物が所狭しと並び、まるで昭和の台湾にタイムスリップしたような気分になりました。

西門町は、トレンドを先取りする若者と、レトロな文化が共存する独特のエリアです。新旧の文化が交差するこの街で、次はどんな出会いがあるのか期待が高まります。

台湾グルメの締めくくり 〜海鮮と台湾酒〜

最後の夜は、台湾の海の幸を堪能することにしました。

選んだのは、新鮮な魚介が並ぶ「海鮮火鍋」の店です。

まず登場したのは、色鮮やかな刺身の盛り合わせ

ぷりぷりのエビ、脂の乗ったマグロ、甘みのあるホタテ。台湾の海の恵みをそのまま味わう贅沢なひとときでした。

次に運ばれてきたのは、特大サイズの焼き魚

皮はパリッと焼き上げられ、中はふっくらジューシー。レモンを軽く絞り、台湾産の胡椒をふりかけると、さらに味わい深くなりました。

そして、台湾の伝統酒「金萱(ジンシュエン)」とともに、ゆっくりと夜を楽しみました。

緑茶のような香りが広がり、海鮮料理との相性も抜群で、心も体も満たされる時間となりました。

台北の旅を終えて

迪化街で感じたノスタルジックな空気、寧夏夜市で堪能したB級グルメ、西門町の個性的なショップ。

歩くたびに新しい発見があり、何度訪れても飽きることのない魅力に溢れてました。

この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA
TAKASHI YAMANAKA代表取締役
1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA

CEO

1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
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