朝に目を覚まし、コーヒーを飲んで、昨日の出来事を思い返した。
そこにはいくつかの事柄が並んでいて、断片的にある記憶をたどりながら、僕はひとつひとつ繋げあわせようとしていた。
何気ない日常がこんなにも幸せだなんて思ったことは、結構昔の話かもしれない。
飛び越えられるものなら、その先の向こう側を超えたい。
壁と違って「向こう側」が見えるから。見えてるからこそ行ってみたい。
「超えられない」と、どこかでわかっていても、ひょっとしら行けないかもしれい。なんて思うわけだ。
子供ころは平気で超えられたフェンスも、大人になるとどこかで、ビビッて超えられいでいる。
置き去りした何かを背負い込んで、この空の下で今日も生きてることを実感する。
あぁ、なるほど。パンガン島で経験したサンライズ…
風が吹き、鳥が動き、地球が今日という日をスタートする瞬間。
あの時に味わった、海の色、風の匂い、初めて訪れたはずなのに、ずっとずっと遠い昔から知っているような安らぎの感覚を持った土地だった。あの時のテンションだったら行けるかも。向こう側。
仕事が溜まっていても、寝ずにできるのはあと何年だ。
そんな超現実とにらめっこしながらも、今日はパソコンでひたすら作業をこなした一日だった。
そんな日は彼らの曲でも聴いて足元を整えよう。10人分の生涯を一度きりの人生で体感したThe Rolling Stones ドラッグ、セックス、ロックをやりながら、離婚、裏切り、逮捕、ハチャメチャな彼らでも「やり続ける」ということのカッコよさを教わった。
キースの言葉を借りるなら「ロックはあるけどロールはどうした?」だ。
ミック・ジャガーは73歳にして8人目の子供が生まれた。
そんな老いても益々盛んな彼らの、今日にピッタリの曲を。
“Wild Horses”
The Rolling Stones
※タップ(クリック)すると曲が流れます。
この記事を書いた人

- 代表取締役
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
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