ロックは僕らに何を教えてくれただろうか。

甘酸っぱいくらいの切なさと、一握りの勇気を。
さて、夏休み最後におすすめしたい映画のご紹介です。
2000年に公開された今から約20年前の映画。邦題「あの頃のペニーレインと」
この映画の中には人間臭くて魅力的な人物が数多く登場する。
15歳でロックジャーナリズムの世界に飛び込んだ少年(クロウの分身)。商業主義の誘惑と葛藤するメンバーやマネージャーたち。
そんなバンドを愛して支えようとする女の子たち。そして少年の母親と姉。孤高のロックジャーナリスト。そこには少年の恋や成長がある一方で、女の子たちの哀しみ、バンドの苦悩もある。そして少年の家族の視点、ジャーナリズムのあり方。1本の映画に実に様々な物語が隠されている。
すべて実在した人々だ。
ベッドの下で自由を見つけて

1973年、まだ小さなウィリアム・ミラーは大学教授である厳格な母親(フランシス・マクドーマンド)から将来は弁護士になるように知識を育てられながら暮らしている。何かと母親と衝突していた姉(ズーイー・デシャネル)はスチュワーデスになると言って家を出ることを決意。別れ際、姉から「いつかあなたも目覚めるわ。ベッドの下で自由を見つけて」と言われる。
そこにはストーンズ、ザ・フー、ビーチ・ボーイズ、ボブ・ディラン、ジミ・ヘンドリックス、クリーム、レッド・ツェッペリン、ジョニ・ミッチェルなどロックのアルバムが何枚もあり、ウィリアムはやがてその世界に深くのめり込んで行く。

去年からクイーンのボヘミアンラプソティ(僕はまだ見てませんが)やエルトン・ジョンのドキュメンタリー映画「ロケットマン」など、音楽関連の映画がHITを浴びているけれど、この映画は音楽の伝説のマガジン「Rolling Stones紙」のライターが主人公の映画。

彼を通じて見えてくる。「音楽とは?」「ロックとは?」「恋愛とは?」「人生とは?」を教えてくれたちょっぴり切ないけれど、たしかな勇気をもらえる映画です。
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