異業種交流会に参加したことがある人はどれくらいいるだろう?
そこで具体的にビジネスが繋がったり、友だちになれる確率というのは非常に少ないのだ。
異業種の経営者
そして、異業種と言いながら気づくと同業者や比較的業界が近いところの人と結局話していることが多い。
また、業務上で知り合う人というのもご多分に漏れず同業か比較的業界が近い人と知り合うことが非常に多いのだ。
なので、滋賀を舞台に活動していて一番良かったと心から思えることは、すっげー活躍している異業種の経営者とお会いできることだ。そして情報交換。意見交換を行える。
いや、意見交換と言ったらおこがましいな。
僕のほうが教わってる事がはるかに多い。
そんな草津の経営者の1人。とあるサロンを掲載されている社長。
そしてスタイリストでもある。
彼の考える理想のスタイリスト像というのを聞いて非常に多くのことを考えたのだった。
「ファッションと身だしなみと思いやり。」
僕はこの台詞がえらく気に入ったのだった。思わずメモったほどにね。
ファッションは完全に見た目。流行だ。スタイリストたるもの身だしなみは必須条件なんだろうな。
身だしなみとはなんだろう。少し考えたらこんなキーワードが出てきた。
『誠実』
そう。身だしなみとは誠実であるということなんだと思う。どんなに奇抜なファッションをしていても、身だしなみを整える。抑えるところは抑えて相手に失礼のないようにする。
まさに誠実さだ。
思いやりは言葉そのままだろうけど、基本的には相手の立場になって相手の事を考えるということ。
付加価値
彼はこうも言った。
「一時間なら、一時間の時間中に(本来のサービス以外で)何を提供できるか?」
つまり、いかに付加価値を提供するかということだろう。
サービス業の基本となる考え方だ。でも、職人気質で現場叩き上げで今も現役の職人で20年以上経営者やってる大先輩からこういった台詞が出てくるのは頭が下がる思いだ。
僕らのビジネスでも全く同じかな。
本来お金を頂いている業務以外で何を提供できるだろう?「お金をもらった分働いたんだからいいでしょ?」でまさか終わるつもりはないのだ。
サービス業の本質
その社長が先日、話してくれた2つの話の考え方は僕らの業界に置き換えても通用する。
日々移り変わるWEB業界の最新のトレンド(ファッション)を抑え、誠実(身だしなみ)かつクライアント目線(思いやり)で付加価値を提供する。
あ、なんか綺麗にまとめすぎたかな(笑)でも、実際そういうことなんだろう。
ビジネスの本質って、美容業界であっても僕らITの世界でも、BtoCでもBtoBでも基本は一緒。
「そんなの当たり前じゃん」って言われたらそれまでなんだけど。
その当たり前の事を再認識させてくれたり、改めて考えさせてくれる方が近くにいるっていうのは本当に有難い思うのでした。
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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