さて、本日は少し遠方からのお客様からいただいたお問い合わせのお話。
こんな時期ですし、最近では「はじめまして」のお客様はzoomを使ってオンラインMTG形式を取ることがスタンダードになってきました。
そんな中で午前からMTGを開始。
年齢は僕よりも少し上のお客様で、職業は外構業。
少なくともこの業種に関しては、僕も周りに数名ですが知人も居ますし、お相手のお客様からしても建築業界さっぱりわかりませんの「ずぶの素人」という印象は持たれないくらいの知識は最低限、兼ね備えているつもりです。
準備周到
「WEBサイトを作りたいんです。」
というご用命をいただき、お話からスタートし、「どんなWEB？」「誰に向けたサイト？」「目的はどのような？」という予め弊社サイドが用意していた質問にも間髪入れずに応えてくださる。
結論として、こちらがお客様の持っているものを引き出す前にお客様は、「全て」を用意されていた。
さらに！びっくりしたのは、滋賀県は年間新築戸建数が約800棟経っているのが現状ですので…
と続き、既に地域における十分なリサーチまで終えられていた。
会社を運営していく上での年間のランニングコストからなる効率的かつ画期的な算出方法、ニッチ産業にむけた新規事業の立ち上げプランなど、聞いているこちらがワクワクしてくるほどのアイディアマン。
後半は気になりすぎて「創業されて何年経たれるのですか？」とお聞きすると…
「去年の10月に法人化しました。」
まさに点々がつながった瞬間でした。
要するに、起業家なのだ。
「安牌」をとることなく、思い切り勝負にでる覚悟。
夢があるからこそ、思い切りその道に飛び込み継続していく精神力。
加えて、「滋賀で商売をしている以上、部材などは滋賀のところから仕入れたい」という言葉には、正直zoom越しにぶるっときました。
今日商売ができていることへの喜び
近畿、東海エリアへと拡大していく構想もあるが「地元を大切したい」というその義の精神。
部材などは、「A」という商品であれば全国どこから買ってもものは同じだけど、仕入れ値が違う。
俗に言う型番商品だ。もちろん電化製品と同じで資本力が大きな会社ほど大量に卸すことができるので一点あたりのコストは下げらる＝ユーザーは他店よりも安く仕入れられるというものです。
それを「今日商売ができていることへの喜び」ちょっと古い言い回しだけど「飯を食べれるのは…」等々の感謝の想いからいつも「なじみの店」で発注される。
そんな会話から汲み取れて僕はじーんと来てしまった。
最近こういう人減ったな〜って思ってた僕からするととても嬉しかったですし、改めて自分の考えって結構近いかも？って思えた瞬間でした。
しっかりと腰を据え、目先の損得だけで舵を右に切ったり、左に切ったりする一切の尻軽さがないその姿が、経営にも活きてるのを実感しました。
THE Otoko!!!!って感だった。
近日中にお会いできるのが、すごく楽しみな人です。
それにしても今年はすごい雪。
滋賀に戻ってきて間違いなく一番の積雪量。
この記事を書いた人
- 代表取締役
-
1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味：旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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