この時代に、せめて「移動できる自分」でいようとすることは、この時代においてさえ「やはり旅が最上位の幸福だ」と自覚している自分にとって、最優先すべき事項になった。
プーケット・オールドタウンを満喫したあとは、恋い焦がれた島。
ピピ島まで足を運ぶことを思い立ったように計画。
こちらも港町までレンタルバイクで走らせる。
スピードボートで約30分程度で到着して見えてきたのがこちらの景色。
まるで、ディズニーランドのアトラクションか?と思うほどの光景。笑
透き通るほどの透明度、そして何より信じられないほどの「海の青」さはまさにあの映画そのもの。
ノーレタッチでこの様子ですから、生で見たときの感動と言ったら本当に言葉が出なかった。
ピピ島はかつて、レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」の舞台となったことで世界的な人気となったことは有名。
しかし、多くの人が詰めかけたことで環境が悪化。当局は、荒れたサンゴ礁と海洋生物の回復を目指すため、2018年より約4年間ピピ島への立ち入りを禁止。
2022年1月1日に上陸許可が出た後、上陸人数の規制を設けていたにも関わらず大変な人気となり、再度、生態系保護を理由に8月~9月の2ヵ月間は上陸制限が設けられていたた。
その間、タイ国内では度々ピピ島のニュースが駆け巡る。
時には「マヤビーチにカメが上陸した」という自然にとって良いニュースもあれば、タイの裁判所がマヤビーチを世界的に有名にしたレオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」を制作した「20世紀フォックス社」に対して、マヤビーチ修復のため1,000万バーツ(約3,600万円)の支払い命令を行うという驚くべきニュースも。
映画撮影の際、マヤビーチ本来の姿から撮影に適した姿にすべく、自然に対して人間の力が関わり、結果的にその後の自然破壊を生み出してしまったという見解のよう。
しかし、今回はタイミングよく行けたことが本当に嬉しくて(たいして下調べもしてなかったけど笑)
カフェで休憩し周りを散策。
レザーのパイレーツハットがお似合いのジョニーデップ風の観光客。笑
タンクトップまでパイレーツプリントですから、よっぽど好きなんだね。あまりにもかっこよかったで、記念に一枚撮らせてくれた。
ピピ島観光客は本当に、みんなノリがよくて僕は好き。
カメラを首からぶら下げているだけで、このポーズ。ヨーロッパ系の観光客がここでも多かった。
日本人はリゾートの代名詞ではハワイが多いけれど、彼らからするとタイはリゾート地として人気が高いことを改めて実感できる。
島はお店もたくさんあり、ただ歩いているだけでも飽きずに楽しめる。
jimi hendrixのアルバムジャケットが、ハンドペイントで描かれているのを見つけては興奮する。
配色、気温、少しばかり肌にまとわりつく嫌にならない程度のこの湿気が、遠い異国の地にへ来たのだ。と再確認させられる。
次回はここに3泊くらいしたいな。と思わさせてくれる町並み。
料理は感動するほどの美味しさのものは、たしかに無いのだけれど。
それもここにいるとすべて許せてしまう。
商店をくぐり抜けると、突如姿を洗わす、この景色。
広大な自然の中に、人々の営みが確かにあって、それが一瞬でも失われた瞬間がこの島にはあったのだ。
コロナになって観光客も減ったタイミングで自然はみるみるうちに回復を見せた。
バックパッカーも本当に多く、たくさんの観光客が休憩所で一服をしている。
昔、旅をしたてのころよく思っていた「この人達は一体どこからやってきて、いつ、そのどこかへと帰っていくのだろう?」という感情が、久しぶり湧き上がってきた。
ふらふらと、異国の地を歩いているとしばしば奇妙な体験をすることがある。
それは、まるで自分が一瞬神隠しにでもあったかのように、どこかへ迷い込んだ感覚になることだ。もちろんGPSの付きのスマホだからGoogle Mapsを開けば現在地の正確な位置は確認できるだけれど。
そんな時に、ふと思い出す。。。
その昔、大好きだったアジアン雑貨店。
東京に住んでいたときは、郊外のモールなどに入っている店によく行ったなぁ。
アイテムの特徴なども、さして変わっていないのに。プッシェルの配置や、独自の差し色。
それでも、あの時ほどの興奮とはまた違うのはなぜ…
欲の「性質」が変わってしまったから?
目が肥えてしまったように、見るものすべての感受性の耐性に変化があった?
それとも…
僕が、少しばかり大人になってしまったからか・・・
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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