サウナ施設を後にして、フライトまでまだ1日自由な時間があったので、次に向かったのはフィンランドの豊かな森に抱かれた小さな街ラフティ。
フィンランド滞在中、ずっと気になっていたサニーソーダなる飲み物をゲット。
それにしても70’S西海岸のアメリカンテイストなデザインが◎
味はそこそこでしたw
車で3時間ほど走った先にいよいよ到着。
ここには、友人が改装した中世の城が静かに佇んでいます。
その城は、古き良き時代の趣を残しながらも、現代の快適さを備えた特別な空間として生まれ変わっています。この日は、その特別な城でのひとときを、サウナと庭でのBBQを楽しみながら満喫しました。
中世の城で楽しむモダンサウナ
ラフティの静寂の中にあるこの城に足を踏み入れると、まず木の香りが心を落ち着かせてくれます。
歴史を感じさせる石壁に囲まれた空間の奥には、友人が設計したモダンサウナがありました。このサウナは、伝統的な薪ストーブを使用しており、蒸気がじんわりと体に染み込む感覚が旅の疲れを癒やしてくれました。
フィンランド式のサウナ文化は、ただ体を温めるだけではありません。
自然との調和を大切にし、心もリフレッシュするための時間でもあります。この城でのサウナ体験は、まさにその精神を感じる特別なものでした。
蒸気に包まれる中、静かなひとときを楽しむうちに、普段の喧騒から離れた新たな視点が生まれるような気がしました。
お城の庭で楽しむ贅沢なBBQ
サウナで心身ともにリラックスした後は、城の庭でのBBQが用意されていました。
広大な庭には古木がそびえ立ち、その中に設置された焚き火が暖かい光を放っています。フィンランドの新鮮な食材を使った料理はどれも絶品で、地元産の野菜を使ったサラダや香ばしく焼かれた魚介類が特に印象的でした。
焚き火の炎を囲みながら食事を楽しむ時間は、まるで時間が止まったかのような感覚を与えてくれます。風に揺れる木々の音、心地よい焚き火の音、そして友人たちの笑い声が響き、すべてが一つに溶け合うひとときでした。
お肉も野菜もシンプルな塩コショウのみの味付けですが、本当に美味しくって素材の味を存分に堪能できました。
白夜に包まれる静かな夜
夜が更けても、空は明るいまま。
白夜の季節のラフティでは、太陽が完全に沈むことがありません。薄明るい空が静かに広がり、辺りは幻想的な雰囲気に包まれていました。
焚き火の温もりを感じながら、温かい飲み物を片手に過ごしたこの時間は、言葉にできないほど贅沢で特別なものです。旅先での出会いや体験は数多くありますが、ラフティのこの夜は、心の中で何度も振り返りたくなるような一夜でした。
それにしてもお城の佇まいがどこか映画「シャイニング」にでてきそうな雰囲気でした。w
ラフティで過ごしたこの時間は、友人の厚意とこの場所の魅力が重なり合い、生涯忘れることのない体験を与えてくれました。
自然と人々の温かさに触れることができたこのひとときは、次の旅へのインスピレーションを育む特別な時間となりました。
次回はフィンランド最終日、首都のヘルシンキへ向かいます。
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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