夏のあれだけ暑かった毎日もすっかり涼しくなり、「秋」を感じることのできる日々になりました。
最近の僕はというとWEBサイト制作に加え、映像を毎日作っています。この日はナレーションの音入れでした。
今回作っている映像はクオリティ、全体的なボリューム(なんと20分強!)と過去最高です。もっとも映像制作も楽しいのですが、使用するBGMに関しては主観を入れさせていただきました。
1950年代からの時代を順に追ってアーカイブを楽しむコンテンツなのですが、やはり時代背景と音楽は常にリンクしてほしいので、リトル・リチャード、ボブ・ディラン、ビートルズ、ローリング・ストーンズやオールマン・ブラザーズ・バンドといったあの時代を代表するアーティストの楽曲をふんだんに盛り込みました。笑
来場者の方にも「あの曲は!!」っと思わずニヤリとしてしまう選曲で構成済みです。
納期迫る中、協力していただいている方々本当にありがとうございます。
さて、今日は松下幸之助さんが残した名言の中で、「止めを刺す」という言葉があるので紹介したいと思います。
止めを刺す
昭和二十年代後半、松下電器東京特販部は、生産販売を始めたばかりの電気冷蔵庫を、当時日本一といわれていたデパートに納入すべく懸命の努力を重ねていました。
当時、そのデパートの電気器具売り場では、電気冷蔵庫も舶来品嗜好から外国製品が各種各様に雛壇に並び、国産品は末席に展示されてました。
日本一のデパートの売り場に展示されることが、東京全域の販売店に対して、ナショナル冷蔵庫拡売の決め手になるともなれば、東京市場拡大のためにはそのデパートへの納入が焦眉の急であったそうです。
努力の甲斐あってようやく話が決まり、納品が無事完了して、特販部が喜びに沸きたっていたとき、たまたま幸之助が上京、銀座にあった特販部に立ち寄りました。責任者から改めて納入成功の報告を受けた幸之助は、「それはよかったな。ご苦労だった」と部員をねぎらったあと、続けざまにこう言ったそうです。
「しかし、ものごとはね、止めを刺すこと、これが絶対肝心なことやで。きみたちは止めを刺したかね。刺しとらん。実は、いま私は、そのデパートに寄って、売り場を見てきたが、仕入部に納品したことで満足しとったらあかん。仕入部に納品できたかて、その商品を電化製品売り場の冷蔵庫コーナーの人目によくつくよい場所に展示してもらい、販売促進につながる姿にしなければ、本当ににそのデパートに納入したことにはならん。今のところはまだ肝心の止めを刺されておらん」
幸之助は上京するなり、東京の主要マーケットを歩き、そのあとで特販部に立ち寄っていたそうです。
正しい努力があるからこそ
僕が思うに一つの仕事が終われば、自分の仕事は終わり。という形で終わってしまった担当に対して「その先」を考えとらん。という事が言いたいのでしょう。
これはプロジェクトをチーム単位で統括していく時も、全く同じことが言えると思います。
物事を常に俯瞰して見る事により、自分が今本当にやらなければいけないことがはっきりと分かってくるはずです。
時にはスピード重視主義的な考え方も大事ですが、正しい努力なしでは結局やり直しで逆戻りするだけですからね。時間を浪費してしまうだけ。です。
この記事を書いた人

- 代表取締役
- 株式会社FIRST MADE代表取締役。
Webブランディング10年を経て、2026年に中小企業向けAIエージェント事業「FIRST INTELLIGENCE」を立ち上げ。
自社でも15名のAIエージェントを日々の業務に運用し、実体験に基づくAI導入支援を行っています。
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