リヴァプールの余韻を胸に、次なる目的地へと移動。
目指すは南アフリカ・ダーバン。今回のメインは、青年会議所(JCI)のアフリカ・中東エリア会議への参加。
飛行機で大西洋を超えて、アフリカ大陸の東海岸へ。アフリカ自体は何度か訪れたことがあったんですが、海沿いのアフリカっていうのは初めて。
到着した夜、空港の外に出た瞬間、潮の香りと暖かい空気に包まれて「あ、今までとちょっと違うな」って、身体で感じました。
朝焼けのインド洋と、静かな気づき
今回泊まったホテルは「Southern Sun Elangeni & Maharani」。
建物の外観が波打つようなデザインになっていて、朝になるとそこからインド洋のサンライズが見えるんです。もう、それがめちゃくちゃ綺麗。
海の水平線から太陽がゆっくりと昇って、鳥たちがその光に向かって舞ってる。言葉にしようとすると、なんか陳腐になってしまうくらい、静かで壮大な時間でした。
ヒョウ柄で挑む、アフリカンスタイルの歓迎
会議初日、現地のメンバーたちが伝統的な民族衣装で登場してくれて、さっそくテンションが上がりました。もちろん自分も負けてられないと思いまして、ヒョウ柄のシャツにゼブラ柄のサンダルというアフリカンな装いで会場へ。
なんか、予想以上にウケが良くて「ナイススタイル!」ってあちこちから声をかけてもらえました。
JCIのアフリカ・中東会議って、ただのフォーマルな集まりではなくちゃんと議論もあるし、プレゼンもあるんですけど、それ以上に「文化を知って、感じて、繋がる」ことが大事な場なんですよね。
言葉の奥にあるものを聞く時間
セッションでは、教育、環境、ジェンダーに関するプロジェクトが紹介されていて、それぞれの国が今どんな課題に取り組んでるのか、リアルな声で聞けました。
あるセッションで印象に残ったのが、アフリカの若者支援に取り組んでいるスピーカーの一言。
「未来を変えるんじゃなくて、未来をつくる“人”を育てる。」
…いやもう、しびれましたね。この言葉、メモして帰って、何度も読み返してるくらいです。
夜は、世界がひとつになるステージ
そして夜になると雰囲気はガラッと変わって、まるで世界の文化フェス。インターナショナルナイトでは、各国のブースにご当地のお菓子やお酒が並んでいて、みんなで食べて飲んで踊って大騒ぎ。
音楽がかかると自然と手を取り合って踊り出す。気がついたら自分も、知らない人たちと肩組んで歌ってました(笑)。
料理もすごく美味。
シチューにローストチキン、それにコクのあるソースがかかったポテトや、トマトとキュウリのさっぱりサラダ。どれも南アフリカの家庭の味って感じ。
ビーフワインは「Durbanville Hills」っていうローカルの赤。フルボディで香りが良くて、料理との相性もバッチリでした。
そしてGALAナイト。みんなが正装して会場に集まり、赤いカーペットの前で記念撮影。この時もJCIのナショナルプレジデントたちとたくさん話せましたが、めちゃくちゃユーモアがあって、全身アニマル柄で登場したんです。
海辺のアフリカ、ダーバン。サファリのような「冒険」のイメージとは違って、どこかゆったりとして、穏やかで、でも芯のある街でした。波の音、潮風、そして人の笑顔。その全部が心に残っています。
海辺のアフリカ、心の中に残った波の音
忘れられないのが、伝統舞踊のパフォーマンス。現地のダンサーたちが全身全霊で踊る姿に、なんだか胸が熱くなりまして。文化って、こういう瞬間に魂で伝わるんだなって、しみじみ思ったんです。
JCIでの活動って、国際的なネットワークを作ることが目的なんですけど、自分にとっては「人と人が素でつながる旅」でもある。世界には、言葉が通じなくても心が通じる瞬間がたくさんあるんだなぁって、改めて感じました。
次回はアフリカダーバンを観光編。
この記事を書いた人

- 代表取締役
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
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9年前に始めたBLOGも750記事を超えました。
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