フィンランド、ラフティからヘルシンキへ向かった旅路では、北欧らしいデザインと自然、そして都市の静けさを堪能する特別な時間を過ごしました。
マリメッコ本社での発見やヘルシンキの美しい街並みが、旅を一層豊かなものにしてくれました。
今日はフィンランド最終日の詳細をご紹介します。
マリメッコ本社へ潜入!北欧デザインの源泉を探る
ヘルシンキに到着すると、まず向かったのはフィンランドデザインの象徴、マリメッコ本社。
鮮やかな色彩と特徴的なパターンが世界中で愛されるこのブランドの中核に足を踏み入れると、そこにはインスピレーションの宝庫が広がっていました。
広々とした空間には最新のデザインやプロダクトが所狭しと並べられ、まるでデザインの舞台裏を覗いているような感覚でした。
エントランスを抜けると、目に飛び込んでくるのは印象的なファブリックの展示。
特に、赤とピンクの「ウニッコ(ケシの花)」の柄は圧倒的な存在感を放ち、訪れた人々を迎えてくれます。
セールスペースでは、普段よりも手頃な価格でバッグや食器、テキスタイルなどが購入できるチャンスがあり、ブランドファンにとってはたまらないエリアでした。
青と白の鮮やかなデザインのバッグは、その洗練されたフォルムと品質が際立ち、多くの人が手に取っていました。
マリメッコ食堂で味わう北欧の味覚
マリメッコ本社を訪れるもう一つの楽しみは、館内にある食堂「マリトリ」でのランチ。
この食堂では、北欧の新鮮な食材を使った料理が提供され、視覚的にも味覚的にも満足感を得られます。
この日のメニューは、クリスピーなフライドチキンとクスクスサラダのコンビネーションが主役。
さっぱりとしたドレッシングで和えられたクスクスは、野菜のシャキシャキ感がアクセントになり、揚げたてのチキンとの相性が抜群でした。
もう一方の皿には、フィンランドらしいジャガイモのローストとソーセージが添えられ、素朴ながらも素材の味を引き出した一皿が並びます。
さらに、窓から差し込む柔らかな自然光とシンプルでモダンな内装が、食事をさらに特別なものにしてくれます。
大きな窓から見える白樺の木々が揺れる風景は、都会にいながらも自然と一体化する北欧らしい空間そのものでした。
ファブリックとプロダクトの多彩な展示
ランチを楽しんだ後は、再び本社内を散策。ここでは、ブランドの歴史を振り返る展示から、最新のプロダクトに至るまで、マリメッコの多様性を感じることができます。
特に注目したのは、鮮やかなオレンジやブラックのバスローブや、食器類の数々。
これらのプロダクトは、日常に彩りを添えるだけでなく、マリメッコのデザイン哲学を日常生活に取り入れるためのヒントを与えてくれます。
また、店内には、顧客が自分だけのオリジナルアイテムを見つけることができるカスタムオーダーのサービスもあり、訪れる人々を惹きつけていました。
マリメッコの合せ鏡エリアにて記念に一枚。
ヘルシンキの街並みを歩く
マリメッコ本社を後にし、ヘルシンキの街を散策しました。
この街は、北欧デザインの美しさがそのまま街全体に表れており、歴史的建造物と現代的な建築が調和しています。
晴れ渡る青空の下で広がる広場や、並木道に続くカフェのテラスには、多くの地元民や観光客がくつろいでいました。
特に印象的だったのは、ヘルシンキの港。水辺に面したエリアでは、海鳥が至るところで羽を休め、潮風に吹かれながら船を眺める時間は格別でした。
新鮮なシーフードが並ぶ屋台や、地元産の食材を扱う市場もあり、旅の最後に北欧の食文化を存分に楽しむことができました。
旅を通して得た北欧の魅力
この日のヘルシンキでの体験は、北欧のデザインと自然、そして都市生活が見事に共存する様子を実感させてくれるものでした。
マリメッコ本社では、フィンランドの誇るデザイン文化の魅力を深く知り、街歩きでは自然と調和した暮らしを体感できました。
北欧の旅は、ただ美しい景色を眺めるだけでなく、そこに住む人々の価値観やライフスタイルに触れることで、より自身の価値基準を変えてくれ、より豊かなものとなってくれました。
今回のヘルシンキでの経験は、そんな北欧文化の魅力を存分に味わう、忘れられない一日となりました。
本当にたくさんの人との出会い、貴重な体験の連続のフィンランド滞在でした。
さて、次回はこのヨーロッパ旅の終焉を飾る、イタリアへ。
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
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7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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