今回のダーバン滞在では、なんと南アフリカ青年会議所(JCI South Africa)のプレジデントご本人がアテンドしてくださいました。
笑顔が印象的な方で、空港で初めてお会いしたときから安心感がありました。
海の底で心が跳ねた、あの瞬間
最初に連れて行っていただいたのは、ダーバンを代表する水族館「uShaka Marine World」。ただの見学ではありませんでした。
なんと、水族館全体を貸し切り、まるでクラブのように演出された特別仕様。
暗闇の中、ライトが踊り、水槽のサメたちが静かに泳ぐ空間…なんとも幻想的で、不思議な時間が流れていました。
この空間でのシャンパン片手のひとときは、今でも心に残っています。そして、さらに驚いたのは「シャークケージ・ダイビング」まで体験できたこと。
ケージに入って海中へ。目の前を悠々と泳ぐサメたちを見ていると、心臓の音が水の中に響いているような感覚になりました。
スリリングで忘れられない体験です。
路地の奥で、宝物を見つけた
旅の途中、お土産屋さんにも立ち寄らせていただきました。
ここがまた、すごかったです。野性味あふれるクラフトアイテムがずらりと並ぶその空間は、もはや小さな博物館のようでした。
一番惹かれたのは、スプリングボックの毛皮。南アフリカの国獣でもあるこの動物の毛皮は、しなやかで手触りも良く、色合いも美しかったです。これはもう、連れて帰らないと後悔すると思い、即購入。
もうひとつの戦利品は、水牛の角を削り出してつくられたリング。黒と白の自然な模様がとてもユニークで、手仕事のぬくもりが伝わってきました。5つ並べて眺めるだけでもうれしくなってしまうような、小さな宝物です。
さらに驚いたのは、シマウマの毛皮が普通に売られていたこと。日本ではまずお目にかかれない光景で、改めてアフリカの深さを感じました。
熟成肉に込められた、南アの底力
夕食は、プレジデントにご紹介いただいた人気ステーキハウスへ。まず驚いたのが、注文前に目の前に登場したお肉のプレゼンテーション。骨付き、霜降り、赤身、さまざまな部位が大きなプレートに並べられていて、どれも迫力満点でした。
自分が選んだのは、熟成されたリブアイ。焼き加減はミディアムレア。運ばれてきた瞬間から、香ばしい香りが立ち上り、すぐにナイフを入れたくなりました。
一口食べた瞬間、口の中でとろけるような柔らかさと、じんわり広がる旨みに感動。これは本当に「肉を味わう」という言葉がぴったりな体験でした。
地元の赤ワインもいただきましたが、これがまたステーキと抜群の相性。静かに、じっくりと味わいたくなる夜でした。
街の鼓動とともに、フロリダロードへ
食後は、ダーバン屈指のナイトスポット「フロリダロード」へ。通りにはカフェ、バー、アートギャラリーが並び、地元の若者たちで賑わっていました。ライトアップされた街並みはどこか映画のワンシーンのようで、歩いているだけでも楽しいです。
途中、プレジデントおすすめのバーに立ち寄り、カクテルを片手に音楽と会話を楽しみました。初めての場所なのに、どこか落ち着くのは、きっとこの街の懐の深さと人々のあたたかさゆえなんだと思います。
小さなギャラリーで見つけた現地アーティストの作品も素晴らしかったです。鮮やかな色彩、リズム感のある構図、どれも南アフリカの息吹を感じさせてくれるものでした。
旅は続いていく。その先の風景へ
夜が更けても、興奮は冷めませんでした。車でホテルに戻る道中、窓の外に流れるダーバンの景色をぼんやりと眺めながら、「また必ず戻ってきたい」と心の中でつぶやいていました。
ダーバンは観光地としてだけでなく、文化、自然、そして人の魅力が詰まった街でした。
旅の終わりではなく、ここは旅の転機だったように思います。
このあと、世界会頭とザンビアへ向かいました。
この記事を書いた人

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- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
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