写真家のトム・マーリー氏は1968年7月28日、ロンドンでビートルズを撮影しました。
どこにでもついて来る大勢のビートルズファンを避けながら、駆け足での撮影でした。
The Mad Day: Summer of ’68—移動ばかりの撮影から、この有名なコレクションの名前がつけられました。
ビートルズ4人揃っての写真としてはこのコレクションが最後のパブリシティーとなりました。展示会では他のアーティストはThe Rolling Stones, Led Zeppelin, The Clash, Eric Clapton, Blondie, Tom Petty, David Bowie, Amy Winehouse. など個人的にもとても好きなミュージシャンがたくさんが多かったので(というか全て)たまらないひとときでした。
ビートルズ関連が多かったのですが、他にもストーンズなどもたくさんあり、
デビッド・ボウイや、ブルース・スプリングスティーン、Blackyにタバコを挟んでいた頃のクラプトン、このBLOGに「何度も」登場しているザ・バンドのラストワルツ時のPHOTOなど。。。
元々個展を開いたりするスペースなどで、何百枚もという枚数ではないですが、選りすぐりのショットが並んでます。
写真は実際に販売もされておられるので、気に入った一枚があればその場で購入することもできます。
ビートルズ、リアルタイム世代のギャラリーE&Mオーナー竹内さん。
「アルバムが出る度びに買ってたよ(笑)」と当時を振り返りながら、思い出話を聞かせてくださった。
あの時代に青春時代を突っ走られた人を見ると、本当にいつも羨ましく思ってしまう。
JAZZにもお詳しく、63年に来日した時のThelonious Monkの写真などが収められた一冊もお手元に持っておられ、見せていていただいた。
一緒に映っている日本人は白木 秀雄という男性。
僕はJAZZはそこまで詳しくはないんだけど、調べてみると、凄腕のドラマーだったようで。
1972年9月1日に精神安定剤の過剰摂取(オーバードーズ)と見られ、発見された時点で死後10日ほど経過していたらしい。
若くして亡くなっておられるので僕も全然知らなかった。
ところで、更に興味深いのが、白木さんは1961年、アート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズの初来日の際、ブレイキーとの初競演(ドラム合戦)を果ておられる。
61年…
まだまだ黒人差別が残る時代に、島国に来日し、しかも日本人ドラマーとセッションするなんて、僕の辞書には載ってなかったことばかりで、かなり衝撃だった。
自身もカメラマンである竹内さんと。
本当に楽しいお時間ありがとうございました。
好きなアルバムは「リボルバー」と意気投合させていただいたところで4人のアルバムから、ちょっと懐かしくなる、この曲はいかがでしょうか。
“For No One”
The Beatles
※タップ(クリック)すると曲が流れます。
アクセス
Classic Rock Photography Exhibit
The Beatles, Flower Power II, Tom Murray, Photographer
会 場:ギャラリー E&M 西麻布
住 所:東京都港区西麻布4-17-10
会 期:2018年9月8日(土)〜10月7日 (日)
時 間:12:00〜18:00(月・火曜日休館)
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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