風上に立つ。

2021.09.04

風上に立つことの難しさというのは、実際にそこに立った人にしか理解できないものです。

数々のフェーズを乗り越えて、今日そこに立っているわけですから、一朝一夕では得られない体験がある。というのが私の見解です。

当然、倫理観がない人には理解できない部分というのがあるとは思いますが、実際にしのぎを削る覚悟と情熱を胸に、突き進んできた人というのは、大衆が見ても心震わせるものです。

夢を実現する人というのは、やはり誰よりもそのビジョンを具体的に描き、口にし、行動し続けるからこそ叶えられるものだと強く思うことがありました。

先輩経営者の中でもそれらを愚直に実践し、また新たなチャレンジをしているのを見ていると、冒頭に述べた通り、私自身も非常に刺激を受ける瞬間というものが、あったので今日のBLOGにて綴ろうと決めました。

YES or NO

さて、これを見てくださっている人はいろんな方がいらっしゃると思います。

経営者の方、サラリーマンの方、就活中の方、主婦の方も、もしかしたらいるかも知れません。

年齢も様々だと思います。

そこで皆様に質問です。

「今の人生に満足していますか?」

こんな質問を投げかけてしまうと、最近流行りのYOUTUBE等のマーケ手法に思われがちですが何も勧誘したりしないので安心してください(笑)

ここでの質問は「YES or NO」です。YESと答えた人はいいですね。

「満足している」なんて答えをしている人はチャレンジしていない。なんてディスることもしないので安心してください。その価値観は人それぞれですし、強要するものでもないと思っているので。

では、NOと答えた人。

ズバリ、次も二択になりますが、「満足できる」ように、なにかトライしているか。何もしていないか。どちらかです。

選択肢として大事な部分。

トライしている人は素敵ですね。きっと周りの人からも輝いて見えていると思います。〇〇さんはいくつになっても新しいことをやっている。なんて言われることもあるでしょう。

そこで何もしていない人。このパターンを因数分解してみました。

面倒なことは何でも避けようとする

通常の人間であれば、失敗したり、面倒なことにぶつかった場合、しっかりと問題解決に努めます。

ここで面倒なことからすぐに逃げてしまうと「逃げ癖」がついてしまい、いざと言う時に適切な対処ができなくなってしまいます。

周囲の環境が甘えさせてくれる環境にある

逃げ癖がつきやすい人間は、大抵周囲の環境が良く、いざとなったら甘えられる状態になっている場合が多いです。例えば実家がお金持ちの人などは、仕事をすぐにやめてしまっても、食べ物に困る事はありません。

実家に頼ることができず、自分の力だけで生きていかなければならない場合は、そもそも逃げるということを考えません。

要するに「様々な逃げ道が用意されている」からこそ、いざと言う時に「逃げる」という選択肢が生まれ、結局その環境に甘えてしまうのです。

責任転嫁がうまくその場しのぎがうまい

これは小利口な人にありがちなのですが、その場しのぎがうまいため、その技術に溺れてしまうという事例です。しかし、このパターンは一流の人には一瞬で見抜かれます。

あなたの周囲で、すぐに言い訳をする人や、すぐに責任転嫁をする人はいませんか?その人はもしかしたら「逃げ癖」予備軍かもしれません。

こうならないようにするにはどうしたらいいか。という点ですが、やはり自分でしっかりと現状を把握し、事実に向き合うということです。

「なぜ失敗したか」

先日朝礼でも言いましたが、やはり事実に向きあう。以外にないと思います。

それを素直に受け止めてる自分の器量を用意する必要があります。これは、端的に言うと、自分の「できなさ加減」を自分で認めるという作業。

自己肯定感とはまた違います。

「〇〇をしたけれどうまく行かなかった」という事実。

私は小さい時に、失敗したら気にせず次にチャレンジすればいい!と励まされたりしたことが幾度かありましたが、些細なことでも「なぜ失敗したか」ということを追求しない人に成長はない。と今なら断言できます。

↑当たり前ですが上記が通用するのは学生の時までです。

仕事では残酷なまでにこの「できなさ加減」が露呈します。

自己成長につなげるために

見習いはじめの寿司職人、上京したてのミュージシャン希望の若者、時流を捉え猛勉強したエンジニア志望の人。最初は心意気に溢れ上を目指す気持ちがあったけど、いざ現実というステージに上がってしまうと、色々と「理想とのギャップ」が見えてしまうものです。

そんな時、「気にしないでチャレンジし続ける気概を持とう!」なんて言葉を投げかけられた皆さんはどうですか?

私はお世辞にもそんな言葉にすがりたくないです。

なぜダメだったか。これを真剣に考える人であり続けたい。

この嫌な作業を進めてい行かない限り、結局自己成長にはつながらず、同じループに入る。というのを経験してきてますので。

社内でも常々言っていますが、体裁を取り繕った言葉よりも、問題解決に根ざした言葉でサポートしていきたいな。と感じます。

この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA
TAKASHI YAMANAKA代表取締役
1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA

CEO

1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
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