憧れのロンドンの街角〜自分だけのカルチャーの香りに包まれて〜

2024.08.08

ペルーはリマからルワンダへの旅路の途中、トランジットでロンドンに立ち寄ることになりました。
まずはリマの空港での出来事から綴ります。

ペルーのリマ空港到着後、美食の国として名高いこの地では、さまざまな美味しい料理が楽しめるはずでした。しかし、人間とは健康で体にも美味しい料理をしばらくいただくと、ふとジャンクなものが食べたくなる生き物です。

ということで空港内のファストフード店へ足を向けました。目に入ったのは、揚げたてのフライドチキン。

店員の笑顔に迎えられ、注文したのはフライドチキンセット。カリカリの衣が付いたジューシーなチキンに、ゴールデンブラウンのフライドポテト。そして冷たいコーラ。これ以上ないシンプルで贅沢な瞬間。

一口かじると、口の中に広がるスパイスとジューシーな肉汁。カリッとした衣の中から、ホロホロと崩れる柔らかい鶏肉が顔を出し、コールスローのシャキシャキ感が絶妙なアクセントでした。

世界の交差点で:ロンドン・ヒースロー空港

さて、ロンドン・ヒースロー空港に降り立つと、その壮大な規模に圧倒されました。巨大なターミナルには、あらゆる方向へと向かう旅人たちが行き交うこの瞬間が、やっぱり僕は楽しいです。

Mac book で空港から市街地までのおおよその距離と移動方法をチェックして、ルワンダ行き飛行機に間にあうかを計算。

色々と行きたいポイントは頭に入れてあったので往復にかかる移動時間を計算したら、なんとか戻ってこれそうだったので、思い切って乗り換え時間に市街地までいくことにしました。

それにしてもさすがはロンドン。
おしゃれな人が多いので、思わず声を掛け「服はどこで買ったの?」と声を掛けてしまいます。笑

この好奇心というクセが初めて訪れる国であったとしても、臆することなくトライできる自身のメンタル。笑

我ながらほんと図太い神経の持ち主で良かったな。と思います。

そして、パンキッシュな彼女も、「THE LONDON」 ファッションという感じでした。
このカルチャーをわかっている人は思わず、頷いてくれているのではないでしょうか。

古き良きと新しさの共存:おしゃれな街並みと交通の楽しみ

イミグレーションを通過し、ヒースロー空港からロンドン市内へ向かうために電車に乗り込みました。

駅を出るたびに、レンガ造りの古い建物や、緑豊かな公園が現れ、ロンドンの街並みがその美しさを惜しみなく見せてくれるのを感じました。

途中で見かけたロンドンの象徴である赤いダブルデッカーバスには、次回ぜひ乗ってみたいなぁと思いました。

特に、二階に上がって見晴らしの良い窓から街の様子を一望するのが楽しそうです。パブやカフェが立ち並ぶ街角、ビクトリア朝様式の建物が並ぶ通り、そしてたくさんの観光客が行き交う広場。ロンドンの街は、どこを切り取っても絵になる風景で溢れているのを感じました。

至福の味覚体験:絶品フィッシュ・アンド・チップスとの出会い

そしてロンドン滞在中、どうしても試してみたかったのが本場のフィッシュ・アンド・チップスでした。

日本にいても、このメニューがあるバーやレストランでは、必ず注文してしまうくらいの好物です。

それを本場、LONDONで食せる幸せ。。。

街のパブに入り、サクサクの衣に包まれた大ぶりのフィッシュが運ばれてきた瞬間、その香りに思わずビールを注文してしまいました。

一口かじると、その白身魚の柔らかさとジューシーさが口いっぱいに広がり、ビールとの相性はまさに抜群でした。友人と共に楽しむこの一皿は、旅の疲れを一瞬で吹き飛ばしてくれるような至福の時間を提供してくれました。

特に印象的だったのは、フィッシュのサクサクした衣と、ホクホクの中身です。その絶妙なバランスが、食べるたびに感動を呼び起こしました。

フライドポテトもまた、外はカリッと中はホクホクで、まさにパーフェクトでした。ビールを片手に、友人との会話を楽しみながら、「この至福の時間がいつまでも続いて欲しい。」と心の中でつぶやいていました。

もちろんタルタル系のソースとの相性は言うまでもなく、すごいボリュームにかかわらず完食できてしまいました。笑

しかし、限られた時間の中ですので、あまりのんびりもしてられません。

ルイスレザーでの出会い

ロンドンに来た大きな目的のひとつが、ルイスレザーでライダースジャケットをオーダーすることでした。自身も3着所有していますが、現在日本ではオーダーも2年近く待って初めてデリバリーという過去最長の待ち時間ですので、これは本場でオーダーするしかない。と思い、やってきました。

原宿店は何度か足を運んだことがありましたが、この本店はバイカーやファッション愛好者にとって聖地とも言える存在で、かねてから一度訪れてみたいと思っていました。

店内に足を踏み入れると、革の独特の香りが漂い、壁一面に掛けられたジャケットたちが圧巻の光景を作り出していました。

出迎えてくれたのは、上品でクールなスタッフのジョンでした。ジョンは、まるで映画のワンシーンから抜け出してきたような風貌で、その落ち着いた雰囲気と洗練されたスタイルが印象的でした。

彼の存在が、この特別な時間をさらに引き立ててくれました。

まずは、素材選びから始まりました。ホースハイド(馬革)シープスキン(羊革)カウハイド(牛革)など手に取るとしっとりとした質感の最高級のレザーを吟味していきます。中でもラットランドシープのその触り心地に思わずため息が漏れました。ジョンは、それぞれの素材の特徴やメリットを詳しく説明してくれました。

次に、デザインの選択に移ります。今回はすでに持っていますがサイクロンに決定。数多くのオプションが用意されており、それぞれがルイスレザーの歴史と伝統を体現しています。

デザインを決める際、ジョンは過去の顧客のエピソードや、各デザインが持つバックグラウンドを共有してくれました。たとえば、有名なビートルズのジョンレノンが愛用していたモデルや、映画に登場したジャケットなど、話を聞いているだけでワクワクするエピソードばかりでした。

サイズの測定も非常に丁寧で、ジョンは私の体型にぴったり合ったジャケットを作り上げるために細部まで慎重に計測しました。肩幅、腕の長さ、胴回りなど、すべての寸法を確認しながら、完璧なフィットを追求します。このカスタムメイドの過程こそが、ルイスレザーの真髄です。

また、ジャケットの内装やポケットの配置、ジッパーや裏地などディティールの選択といった細かなカスタマイズにも対応してくれました。これにより、自分だけのオリジナルな一着が完成します。

イギリス本国では、日本と違い、タイトフィットよりもレギュラーフィットでクラシカルな装いで決めるのが定着しているそうです。

確かにジョンの着こなしを見ているとマーロンブロンドのような、いわゆる「ROCKERS」の流れを大きく組んでいるのが見て取れます。

ジョンとの会話の中で、彼のジャケットに対する情熱とこだわりがひしひしと伝わってきました。ルイスレザーのジャケットは単なる服ではなく、歴史と伝統を纏うアート作品であり、着る人の人生の一部となる特別なものだということを強く感じました。

店を出るとき、私は新しいジャケットの完成を心待ちにしながら、またいつかこの本店を訪れることを誓いました。来店する前から分かっていはいましたが、ルイスレザーでの体験は、ロンドン滞在の中でも特別なひとときであり、旅のハイライトとなりました。

最後に自分用のすぐに持って帰れるピンズを2つ買って帰りました。

ロンドンの街と食文化を満喫した一日。

こちらもすぐにバックパックに詰め込み、次なる目的地アフリカ大陸ルワンダへの飛行機に飛び乗りました。

この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA
TAKASHI YAMANAKA代表取締役
1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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TAKASHI YAMANAKA

CEO

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