この日は、「ウイスキー飲みに行こか」で彦根 BOOZE BARさんにお邪魔。
初めて訪れた場所なんだけれど、大量のウイスキーをストックされておられる、なんともおしゃれなBAR
いつもはウイスキーとえば、僕の場合ワイルドターキーなんだけれど、こんなにストックがあると、いろいろと目移りしてしまう。
せっかくだしもしかしたらあるかな?と思い…
「ケンタッキー・ジェントルマンありますか?」と聞いてみた。
「よくご存知ですね。」
うれしい。褒められた。
ケンタッキー・ジェントルマン。
それは以前に書いた、40年の時を経てスクリーンで蘇ったTHE BADラスト・ワルツ で紹介した屋宜さんに教えてもらったウイスキー。
「これうまういよ。ロックでやってごらん」と教えてくれた、思い出のバーボン・ウイスキー。
「すみません。ウチではおいてありません。」
ここのマスター日向さんに聞けば、最近は流通がなかなか無く入手するのが困難なんだそう。
初めて「茶色いお酒」を飲んだのは下北沢にあるBARだった。
20歳のとき、薄暗い店内でR&Bが流れる店内で。
「今日」という一日の疲れを僕は「ウイスキー」と一緒に飲み込んだのを今でもはっきり覚えている。
あぁ。あれからどのくらいの時間が流れたのだろう。
ついこの前、バーボン・ウイスキーの味を知ったと思ったのに。もう十数年の月日が流れたのね。
それでも、またこの味に。甘い香り、カラッとした飲み口、後味の切れに「恋」をしてしまう。
素早くだけどしっかり正確に丸みを帯びたカタチに削られた、ロックアイスが。琥珀色の向こうの光をまた吸収して色に重みを増している。
30年…いや20年でいい。
初めて出会うバーボンウイスキーに対するドキドキを。オヤジになってもずっとこのまま持ち続けたい。
お酒&音楽。やっぱり最高の組み合わせだと思う。
ありがとうございました。
目指せケンタッキー・ジェントルマン
この日も変わらずRock ‘n’ Rollな夜でした。
アクセス
Booze BAR(ブーズ・バー)
〒522-0088
滋賀県彦根市銀座町2−30
0749-23-3923
最後にバーボン・ウイスキーが似合う、アメリカ南部テネシーの匂いプンプンのこの曲を。
“Tennessee Jed”
Levon Helm
※タップ(クリック)すると曲が流れます。
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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