連日SNSやTVでウクライナ戦争の悲惨な映像を見ていると、心が疲弊しますよね。
じゃ、見なきゃいいじゃんと言う人もいるかもしれないけど、僕たちは見なきゃならないんだよな。
決して人ごとじゃないから。
ロシアのウクライナ侵略を許すと、プーチンの真似をするような独裁者が出てくる。
許してはいけないこと。
状況が気になるし、調べてまで見る。そうすると、どんどん心が落ち込んでしまう。
だから自分で自分の心のバランスを上手に調整していくことですね。
心の動き1つで、物事良い方向へも、悪い方向へも向けられるんだから。
目をそむけてはいけないこととして、黒人差別に対する抗議デモ私はオバマ氏が大統領になられた時にもう差別は、なくなっていたと思っていました。
事実、アメリカという様々な文化が交じる土地では様々な偏見や差別があったのは、皆様もご存知の方も多いでしょう。
冒頭にも記した、戦争もそうですが、同調圧力に屈しない自分の考えを常に大切にしたいと思います。
黒人の方リンチは司法の外で行われる残虐な処刑行為でした。
リンチはただ黒人を木に吊るすだけではなく、棒で殴られ銃で撃たれ
指やつま先を切断し 皮膚をはがし、生きたまま火で焼かれ
ポプラの木から吊るされた。。。
女性や子供も犠牲になったり 黒人妊婦の腹を切り 胎児もろとも
殺されたという記録もあるそうです。
黒人のジョージ・フロイドさんが白人警官に首を締められ亡くなった事件は見なんさも記憶に新しいかと思います。
命に順番ってあるのでしょうか。自分や家族が同じような事をされ、人種が違うからと ずーっと我慢をしなければいけないのでしょうか?
黒人差別問題は本当に根深い問題です。
こういったことが続き、50年代のアメリカ南部では、
みんなと違う肌の黒さに悩んで、お風呂に漂白剤を入れたり、それでも色が白くならないので
最後にはは漂白剤を飲んだそうです…
その話を聞いて胸が痛くなったのを今でも覚えています。
このBLOGでも幾度となく黒人の方の人種差別問題を取り上げてきていますが、
時事ニュースで、人々の目先は人種差別からコロナウイルス、更には戦争にすげ替えられ、大切なことは普遍的なはずなのに「時事」に振り回されている現代の人々に向けてのこの曲をプレゼントします。
1930年代に、ビリー・ホリデイの『奇妙な果実(Strange Fruit)』という曲が全米で有名になったが、これはポプラの木からぶら下がる黒人の遺体を奇妙な果実に例えた反リンチ運動の歌です。
“Strange Fruit”
Billie Holiday
※タップ(クリック)すると曲が流れます。
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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