カンボジアといえばアンコールワット。
正直「遺跡」というものに全くといって興味がない僕もここ、カンボジア来ておいて、さすがにスルーすることができなかった。
アンコールワット
アンコールワットは、カンボジアのシェムリアップという都市にある「アンコール遺跡」のうちの1つ。アンコール遺跡とは、クメール王朝時代に築かれた寺院や建築物のことで、今のカンボジアの基盤となったとも言われてる。正直、全くの予備知識を入れずに言ったので、背景を知るには時間が足りなかった。
アンコールワットやアンコールトムを中心に東西南北様々な遺跡があり、1992年にユネスコの世界遺産に登録された。
兎にも角にも、アンコールワットは素敵な写真が沢山撮れたのだけれど、正直、自分の中では不完全燃焼だった。「あぁーこんなものか」というのが本音だった。
まぁ、とても贅沢な話なんだけれど、「世界遺産」と「カンボジアといえば」みたいな変なフィルターがかかっていたせいか、期待値を大きく超えるとまでは正直いかなかったのもまた事実。
というのもアンコールワットの入場料、実は大幅に値上げされた。2017年2月、1日入場料が20$から37$になったのだ。3日券は40$から62$、1週間券は60$が72$になった。1日入場料の値上げ幅が大きい。年間入場者数の全員が1日入場者として計算すると、なんと81億円を超える。日数の長い入場券組を考慮すると、年間90億円以上という金額が弾きだされる。
まぁ、この場所もまた、色んな利権が絡んでるんだろうな。と思わせてくれる場所であった。
ベンメリア遺跡
しかし、郊外にも魅力的な遺跡がいくつか存在していた。
近年、地雷の撤去が進んだり、国境紛争が終わり、観光できるようになった遺跡もあるらしく、シェムリアップの中心街から車で約1時間の場所にあるベンメリア遺跡は、映画「天空の城ラピュタ」のようだと人気の遺跡。
個人的にはアンコールワットよりも、正直こちらのほうが「感動値」というレベルでは遥かに上だった。
退廃的な雰囲気は、現状維持ができないくらい自然界の侵食が進んでしまっていて、修復しようもできないらしくそのままの状態。
アンコールワットに比べて、ベンメリア遺跡のほうがリアリティが詰まっていて個人的にはこちらの遺跡の方が好きだった。
ダンジョンのような景色はもはや、RPGゲームの王道、ドラクエのような雰囲気で…
この記事を書いた人

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