世界をオフィスに変えて働く 〜心を解き放つ働き方のかたち〜

2025.04.27

朝焼けに染まる異国の街並み。

見知らぬ駅の片隅で開いたノートパソコン。

コーヒーの香りが漂う小さなカフェ。

そんな場所からでも、わたしは今日も仕事をしています。

オフィスとは、四角いビルの中にあるものではない。

そう気づいたのは、旅をしながら働くようになってからでした。

カリフォルニアの青空の下、潮風に吹かれながらアイデアを練ったあの日も、サンフランシスコのヘイト・アシュベリーで色とりどりのタイダイ柄に目を奪われた瞬間も、すべてが今の自分のクリエイティブの一部になっています。

 

世界がオフィスであるということ。

それは、どこにいても、誰といても、自分自身で価値を生み出せるということにほかなりません。

自由であることの意味、そして覚悟

移動しながら働くという生き方は、自由の象徴のように見えるかもしれません。

けれど、それは決して、気ままで楽な道のりではないのです。

時間も場所も、すべて自分で選び、責任を持って完遂する。

自己管理が求められる日々の中で、自由とは同時に「覚悟」でもあることを思い知らされました。

イタリアのローマ遺跡でを進めたプレゼン資料。

コロンビアのステイ先で、急遽組み直したプロジェクトプラン。

どんな環境でも、変わらずアウトプットを出し続ける。

それが、このスタイルで生きる者に課せられた使命だと感じています。

誰にでも真似できるわけではないかもしれません。

けれど、だからこそ、この自由さを手にできたことに、心から感謝をしています。

出会いがもたらす、想像を超えたクリエーション

旅先で出会った人々は、わたしにとって何よりの財産です。

それぞれの街、それぞれの瞬間にしか存在しない出会いが、想像もしていなかった発想を呼び起こしてくれました。

バンコクのナイトマーケットで、見知らぬアーティストと語り合った夜。

アムステルダムのカフェで、隣に座った老紳士から聞いた、自転車文化の哲学。

アフリカ・ルワンダの路上で、地元ミュージシャンたちが奏でる即興リズム・セッションに心震えた日。

こうした体験の一つひとつが、確実にわたしの中に新しい”何か”を芽吹かせました。

それは単なるインスピレーションではなく、確かなイノベーションへの種となり、

今のクリエイティブワークに豊かな広がりを与えてくれています。

世界を歩きながら考える、これからの働き方

情報化社会が進み、世界はかつてないほどつながりました。

けれど、リアルな空気を吸い、そこに生きる人々の温度を感じる旅には、デジタルでは決して得られない生々しいエネルギーがあります。

アフリカの乾いた大地も、

フィンランドの白樺並木も、

カンボジアの赤い土のフィールドでも、

すべてが仕事場であり、学び舎でした。

場所に縛られず、国境も越え、文化の違いも超えて、自由に働き、生み出していく。

そんな働き方が、これからの時代にはますます必要になっていくと確信しています。

自由に生きることは、挑戦し続けること

もちろん、簡単な道ではありません。

孤独を感じることもあるし、不安に駆られる夜もありました。

それでも、旅を続け、働き続けることで、自分自身と深く向き合うことができたのです。

「自分は、何を創り、それを誰に届けたいのか」

その答えを探し続ける旅でもありました。

わたしは、まだ旅の途中にいます。

けれど、このスタイルに誇りを持っています。

そして、これからも世界という無限のキャンバスに、自分だけの色を重ねていきたいと思っています。

「世界はあまりにも広く、人生は短い。」

この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA
TAKASHI YAMANAKA代表取締役
1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
9年前に始めたBLOGも750記事を超えました。
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この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA

CEO

1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
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