2020年代は完全にモノ余りの時代。

2020.09.20

久しぶりの更新です。先日からBLOGで更新が滞っていました。10日以上空いてしまったのはBLOGを書き出してから初めてですね。

さて、本日は先日講演させていただいたセミナーについて書いてみたいと思います。

街でビジネスを展開されている方に向けてモノ売りを脱却して、コト売りとしての自分を作ってもらうことをご提案させていただきました。

これからの時代、価値を上手く伝えるには「モノ」ではなく、「体験」を売ることが必要になります。

ビジネスを取り巻くスピード感って

コーヒーを飲むだけだったら、コンビニに行ってしまう
本が欲しければレビューを見てアマゾンで買ってしまう。

よく考えてみればこれは当然の事かもしれません。

なぜなら、目的を達成するだけであればそっち方が手っ取り早いはずです。時間もコストも節約できるわけですから、本当にざっくりかもしれませんが、インターネットは明らかに時代を変えてしまいました。

それも少しのマイナーアップデートではなく、革新的なバージョンアップです。

この変革により、人の流れや、購買衝動、物流に至るまでが劇的に変わりました。

インターネット。それは「そういうものだから」と片付けてしまえば確かにそれまでかもしれませんが。よくよく考えてみると、これはとんでもない変化です。

高度成長期のこれから産業が発達していく時代でならともかく、2020年代は完全にモノ余りの時代、デフレなわけですから当然のごとくありとあらゆる業種・業態で価格競争が起こり始めます。

しかし、以前にもBLOG記事でも書いていましたが、この価格競争に参入して勝負していくのは本当に危険です。なぜなら資本力が絶対なので。

わかり易い例として、家電にファーカスして見てみましょう。

例えば、ダイソン。

「吸引力の落ちない唯一の掃除機」のキャチコピーの元、ありとあらゆる家電量販店で販売されていますが、正直、どこで買っても商品自体は一緒ですよね。

A店よりもB店の方が、吸引量があるとか、ビジュアルが格好いいとか、そんな個体差は無いですよね。つまり、全く同じものをどこの量販店でも販売されているわけですから、どこで買うかの判断基準は正直「金額」以外無いと言っていいと思います。

これにより、何が起こるかと言うと先程説明した価格競争が発生してきます。

量販店はもちろん、これはネットでも同じです。

しかも当たり前な話ですが、ネットショップの方が実店舗と比べて「ショップ=店」を構えるのは圧倒的にネットショップの方がランニングコストが安く済みます。

従業員も最小限に押さえて、受注の処理と発送業務だけに絞れば良いわけですから、当然実店舗と比べると仕入れ金額から販売価格の金額がそこまでなくても、薄利にはなりますが、販売数の勝負で補填できるという仕組みです。

あとは仕入れ値と、販売価格を他店よりも安くできるだけと条件=資本があれば、ニーズがある商材であれば勝てます。確実に。

といってもそんな資本力って小売業では数パーの会社しか持っていなかったりするので、そこで後発組から参加して価格競争ラウンドで戦うのは、これまた非常に危険です。

そこで何を売っていくかというお話を1時間に渡り、講演させていただきました。

講演の内容は割愛させていただきますが、皆様のビジネスにプラスαとして、新しいコトを売っていくヒントになる講演ができたのはないかと感じています。

呼んでいただきました商店街連盟の皆様、長浜商工会議所の方々。この度はありがとうございました。

この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA
TAKASHI YAMANAKA代表取締役
1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA

CEO

1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
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