「何も咲かない冬の日は下へ下へと根をのばせ。」
この言葉は僕が5年ほど前に出会った言葉ですが、これも何かのタイミングですね。
今日書かせていただきます。
これは 高橋尚子選手の座右の銘で有名になった言葉。僕もとても好きな言葉です。
幸せそうな人、順風満帆な人、いつも快活な人。それに比べて自分は…どうして自分ばっかり……隣の芝は青く、隣の花は赤い。と考える人もいるでしょう。
でも、綺麗な花だって、年がら年中その姿なわけじゃない。咲くべきじゃない季節もあります。
近い将来、綺麗に咲き誇るために。
その準備期間というものはとても大切です。
咲き誇るために
これはビジネスで例えても、同じように置き換えることができると思います。
枝葉や花(成果=結果)に目がいってしまい、注目しがちですが、その枝葉や花を咲かせるにのにも、まずはしっかりとした土台がないと、その花(成果=結果)は一過性のもので終わってしまうことが多いのではないでしょうか。
ただの流行りに身を任せ、一時的な収入になったとしても、耐久度は脆くまた長くは持ちません。
先日書いたオリンピックにまつわる記事もそうですが。もっと本質的な部分に向き合い、何が重要で理念として掲げるのか。という部分は経営という面でもとても重要です。
しっかりとした根っこがあるからこそ、その上に咲き誇る花の重みをを支える力があるのではないでしょうか。
人の目には見えないからこそ、努力をする。見方によっては根を伸ばすというこは=努力を惜しまないということにも捉えられます。
また、本田圭佑選手がこんな言葉を残してくれています。
成功に囚われるな。成長に囚われろ。
目先の利益を求めるよりも、自分は一体何を大切にして日々を生きているのか。
本田選手も常に自分にこの言葉を投げかけて頑張ってきたんだと思いますが、これは普遍的な真理を突いている言葉です。
ここの部分にこだわるからこそ、人は成長できるものだと僕は思います。
なぜなら、成長の先に成功があると信じているから。
成長のタイミング
朝顔も僕たちに成長のタイミングを教えてくれます。
一番早くツルを伸ばした朝顔は途中で成長を止めてしまい伸び悩んでいるし、いつまでたってもツルを伸ばさず、このまま枯れちゃうんじゃなかろうかと心配していた朝顔はようやく少しずつツルを伸ばしなんとか上へ上へと小さな葉を広げています。
人間も、なんらかの刺激を受けることで生命力が活性化されて成長スイッチが入ったりします。
また、気にかけて愛情を込めてお世話をすることで美しい花を咲かせてくれるように人間も他者からの愛情や自らの愛情、互いの助け合いによって互いに美しい花を咲かすことができる。
以前からBLOGを通して一貫して思い、感じ、そして発信してきたことの中で特に、力を入れて訴えてきたことが、自分の生業の一旦を活用し、障害がある人をサポートし差別を無くす手助けができればという事。
春に命が芽生え
夏に命が盛り
収穫の秋が来て
力をためる冬が来る。
この循環とも言える、原理、原則。
世界には、沢山のホームレスの子供や、貧困、差別に合っている現状…これは僕が歩いてきた、ベトナムでもカンボジアでもそうでした。
これから迎えるであろう冬の日に、来年に向けて自身の仕事を活かし、この課題に取り組むために。
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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