SEO で失敗したとかうまくいかなかったという話を聞く事は多々あります。
上位に表示されなかったという話は論外なのですが、上位に表示されたけれども、うまくいかなかったという場合もあります。
これはどういう事なのかと言うと、簡単に言うとSEOの目的が不明確だから失敗したという場合があったりします。
ただ漠然と、何の数値的根拠もなく、このキーワードで上位に表示させれば上がるだろう。
という憶測の元、SEOを実施して上位に表示されたけど、誰もアクセスしてくれなかったという事もあります。
そこで、今回はSEOの目的について話をしてみたいと思います。
SEOに力を入れる目的
まず、WEB戦略で結果を出している各企業がどのようなカタチでこの検索エンジン対策というものに向き合っているかといいますと…
SEOの目的は大まかに下記5つに大別されます。(もちろん例外あり)
1.見込み顧客獲得のためのSEO
2.自然なトラフィック獲得を目的とするSEO
3.Eコマースでの販売を目的とするSEO
4.ブランド確立のためのSEO
5.風評・評判管理を目的とするSEO
上記をポジショニングをすると下記の通りです。
最も難易度が高いのはEコマースでの販売となっていますが、昨今は気軽にECサイトを立ち上げられるので、よほどユニークな商品を扱っていない限り競合との価格競争となってしまいます。
WEBサイトを別ドメインで運用する
近年ではBASEを筆頭にお手軽にECサイトを立ち上げることが可能になりました。
もちろん、立ち上げたから売れる。というわけではありません。
また、ビッグワードで上位に表示されていれば物は売れるという時代も終わりました。
ブランディングとも大きく関わってきますが、社名で検索すると公式サイトのすぐ直下に2ちゃんねるが表示されているような状況になっている企業も結構あります。
キーワードの検索ボリュームを見る
どの程度検索されているのかを指す検索ボリュームは、そのキーワードで対策をするべきかの判断材料になります。
検索が月に1,000回行われているキーワードと、10回しか検索されていないキーワードでは、1,000回検索されているキーワードで対策した方が、より多く流入を伸ばせるということは想像できるかと思います。
一方で、検索ボリュームが大きいキーワードはそれだけ人気のあるキーワードということになり、他社も十分にSEO対策を行っています。そのため上位表示する難易度も高くなっています。
WEB上での風評、評判管理は気にしだすときりがありませんが、ある程度調整出来ない事も無いです。
ただし、難易度は比較的難しかったりもします。
自社のブランドも確率したいし、代理店も増やしたいし物販も増やしたい!といったニーズの場合、そのターゲットと目的毎にWEBサイトを別ドメインで作って、施策を行う方法が、SEO的にはとても成功しやすいです。
俗に言う「まとめサイト」とうものです。
一つのキーワードに対しての圧倒的な被リンク数や、具体的コンテンツが増えて比較できるようなものはgoogleからすると「優良サイト」という判断をしてくれます。
SEOのざっくりまとめ
titleタグや、meta descriptionタグ、モバイル対応など、専門的な部分は割愛しましたが、大枠の概念のしてもっとも重要な「コンテンツ」に焦点を当てて色々と書いてみました。
実はこれだけの要素では語り尽くせないほどSEOについては本当に奥が深いです。また本を読んだから完璧!!というも半分合っていて、半分は間違いです。
なぜなら全てのマーケットは同じではなく、潜在的ニーズなどがまちまちだったり、競合がおおいマーケットはWEB上ではかなりレッドオーシャンということは十分考えられます。
1つのキーワードで全てを狙う・・・なんて事は出来ませんのでこれからSEOを導入しようとしている方は、誰に何を見てほしいためにSEOを行うのかを真剣に検討してから、キーワードを決めればいいわけですね。
いくら自社のコンテンツが独自情報を盛り込んでいて完璧な記事だとしても、すでに競合のコンテンツがそれ以上のコンテンツを提供していては上位表示をすることが難しくなります。
また一度上位化したらそれで終わりではなく、高順位をキープするために改善を続けなければなりません。
終わりの無いこのSEO対策だからこそ、一過性ではなく、リサーチをしながら日々のテコ入れが必要です。
というお話でした。
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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