mid90s

2022.05.03

GWに見た映画でベスト1はmid90s(ミッドナインティーズ)

20年前に見たロード・オブ・ドッグタウンを彷彿とさせる個人的には刺激たっぷりの映画でした。

1990年代のロサンゼルスで、13歳のスティーヴィー(サニー・スリッチ)は母親のダブニー(キャサリン・ウォーターストン)と兄のイアン(ルーカス・ヘッジズ)と暮らしていた。

体格差のある兄にかなわないスティーヴィーは、大きくなったら見返そうと考えていた。そして街のスケートボードショップで知り合った少年たちの自由でかっこいい姿に憧れを抱く。

っという感じのストーリーなんですが、これが見事に90’Sを描写していました。

思わずクロスオーバー

よく自分が生まれる前の70年代の映画や音楽に傾倒しながら「この時代の人達はどんな想いで青春を過ごしていたのだろう?」なんて思いふけることが昔よくあったのですが、今回のmid90sは自身もバリバリのティーンエイジャーだったこともあって思わず自分と重ねてしまうというか。つい自分ごとのように映像がクロスオーバーしてしまいました。

社会の不合理との間で「将来」のことなんて考えられる柄もでもなければ頭もない。
とにかく「この瞬間」を輝かしいほどかっこよく生きるティーンエイジャーだけの物語です。

ギャングエイジの精神性を描写

スケートボードがアイコンのこの映画は、ギャングエイジの新芽が出てくるこの年代特有の、甘酸っぱさが昔の自分と重なってしまう瞬間が幾度もあり、思わず「うん、うん。」と頷いて築くとこの映画をのめり込んでいる自分がいました。

カッコいい歳上の人達に混ざるだけで自分も強くなれたような感覚。
少しずつ歳上に認められていってそこの世界が常識だといつの間にか信じ込む錯覚。

きっと多くの人が通ってきたであろう、悪いことへの憧れとそこで学んだ様々なこと。

人生は綺麗事では語れない。その時代のど真ん中で何を経験し、吸収して、どのような人間に育ったかが大切だなとあらためて感じさせらる名作。

あの頃の自分と重ねて観ることができる人にとっては、目を背けたくなるほど青く眩しい作品。

この90年代この映像を見ていると、頭に流れてくるのは淡いメロディーのこの曲でした。

 

“Slow Dancing In A Burning Room”
John Mayer

※タップ(クリック)すると曲が流れます。

 

この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA
TAKASHI YAMANAKA代表取締役
1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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CEO

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