先日、最近の若者の価値観についてお話をしたことで、自身で話しながら腑に落ちたことがあったので綴りたいと思います。
一昔前は、ガングロギャルやギャング、その前はチーマーなどと言った社会的に見た際に「不良」とカテゴライズされる人種が居たわけですが、最近それっぽい人を街で見かけることめっきりなくなったよね。
って話です。
これ、なんでかな?って考えてみるとズバリ、テクノロジーがこの問題を解決したのではないかと思うのです。
前途に挙げた人たちの特徴は、承認欲求というものがあり、「誰かに自分の気づいてもらいたい」「どんな形であっても自分が社会で生きている意味を示したい」という内面的な部分からくるものです。
つまり、ティーン・エイジャー独特の寂しさが容姿やスタイルとなって現れているものだと思います。
しかし、「今」という時を生きる若者はそれすら必要がない。
自己主張
SNSというツールで「自身をアピールする」という技を取り入れたからこそ、実社会で派手に見せたりする意味があまり無くなったとういう感じに近いと思います。
リアルで今自分の視界に入っている人に対し、訴えてきたスタイルから、会ったことは一度もない人に対してSNSを使って自己を表現する。
そして他者からリアクションをもらえることによって→承認欲求が満たされるという感じです。
例えば、10代の頃に金髪にしていた自分は、親から「そんな見っともない髪やめなさい!」と言われて、すごく、がっかりしましたのを覚えています。
それでも、自分の存在意義を主張したい衝動に駆られて色々と派手な格好などしていたことを思い出しました。笑
聖子ちゃんカット
自分たちも当時「聖子ちゃんカット」や「アフロパーマ」といった具合にその時代に流行ったヘアスタイルが主流だったはずなのに。
よく考えてみると、その当時の「聖子ちゃんカット」や「アフロパーマ」も当時、その若者の親御さん世代からしたら明らかに異質だったはず。笑
それを踏まえた上で、「最近の若者はSNSの中でばかり生きてる。実社会で自己を表現してない。」って小馬鹿にする大人に自分はなりたくないな。って思います。
きっと、そういう大人に限って周りの目ばかり気にして、自分を表現できない人が多いですから。笑
つまり、その時代に合った表現方法ってあると思うんです。
しかも「今」はその自己主張でお金が稼げる時代です。
だからこそ、新しいムーブメントが生まれてくる。
と考えているので、すぐにそれを否定してまっていること自体が「老害」と呼ばれるきっかけになるのではないか。と最近考えています。
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
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