さて本日は、タイから、目的地のカンボジアまでの移動と滞在について綴ろうと思います。
エアアジアの赤い機体が視界に飛び込んでくると、少しだけ胸が高鳴ります。あの飛行機に乗り込んだら、もうカンボジアが目前。
飛行機の中では窓越しに見える雲海と、どこまでも続く青空が旅の始まりを告げるようで、なんだか少しだけワクワクしてくるものです。
むせ返る暑さ、カンボジア・シェムリアップ
飛行機が地上を離れ、空を駆ける瞬間の浮遊感。いつもこの瞬間が、旅の始まりを感じさせてくれる。
シェムリアップに到着し、空港を出た瞬間に襲いかかる湿気と暑さ。
カンボジア、シェムリアップの新しい空港。モダンな建物と空調の効いたターミナルの中にいると、どこか非現実的な気分になります。ここに来るのは何度目でしょうか。
6年前に訪れた時とは、空港が変わっていました。それも最新の場所がGoogleマップでは表示されない。と、いろいろと問題でしたが、なんとか無事に新シェムリアップ空港に到着。
シェムリアップ滞在中は、レンタルバイクを借りて市内を自由に移動していました。風を切りながらバイクで走ると、街の喧騒や熱気を肌で感じることができ、地元の人々の暮らしに溶け込んでいくような気持ちになります。
オートバイが縦横無尽に走り回り、クラクションの音が響くシェムリアップの街。
どこか雑多ですが、その中にも規律があるような街のリズムが心地よく「おかえり」と言ってくれているような感じがします。
久しぶりに訪れたパブストリート
夜の帳が降りると、街はまた別の顔を見せ始めます。
シェムリアップのナイトライフの中心、パブストリート。賑やかなネオンがきらめき、人々の笑い声と音楽が夜空に溶け込むようです。
久しぶりに訪れたこの場所で、自分は一杯のビールを片手にしばしの休息を楽しみます。
ビールの冷たさが喉を潤し、旅の疲れを少しだけ忘れさせてくれます。カンボジア料理の屋台が軒を連ね、香ばしい匂いが食欲をそそります。
街全体がまるで生き物のように活気づき、観光客と地元の人々が一緒になってこの夜を楽しんでいる様子は、どこか安心感を与えてくれます。
久しぶりに帰ってきたレッドピアノ。
↓過去のBLOG記事
この街の日常はとても賑やかで〜カンボジア・シェムリアップ〜
また、他国と違い、カンボジアの特にシェムリアップ付近での物乞いをする子どもたちは、陰キャじゃなくてとても明るいのが特徴です。笑
平気で満面の笑みでお金をせびってきます。
インドなどの母親が今にも泣きそうな顔で物乞いをしてくる、それとは決定的に違います。
青年会議所の会議の受付準備とジャパンナイト
シェムリアップ滞在中のメインイベントは、青年会議所(JCI)の会議です。自分も日本からのメンバーとして参加し、現地での受付準備に追われていました。
会議場に並べられたテーブルと椅子、受付に並べられた資料の山。こういった細かな準備のひとつひとつが、イベントの成功を支えていると考えると、気が引き締まります。
また、滞在中には「ジャパンナイト」を開催し、日本の文化を世界に届ける時間となりました。会場では、日本の各地の名産品を展示し、訪れた外国人の方々に味わっていただきました。
特に盆踊りのパフォーマンスは大盛況で、外国の方々も一緒になって踊りに参加してくださり、日本文化の魅力を肌で感じていただけたように思います。
賑やかな音楽に合わせて笑顔が広がり、国境を越えて人々が一体となる瞬間に、やはり文化の力の大きさを実感しました。
旅の締めくくり、リラックスのひととき
長い一日が終わり、ホテルに戻る前に立ち寄ったのは、地元のマッサージ店です。赤いソファに腰を下ろし、足を伸ばしてマッサージを受ける時間は、自分にとって何よりも贅沢なひとときでした。
マッサージ師の熟練した手の動きが身体をほぐし、心の奥までリラックスさせてくれます。身体が軽くなっていく感覚に身を委ねながら、これまでの旅の記憶を思い返します。カンボジアの地で感じたこと、見たこと、出会った人々。一つ一つが、自分にとって大切な経験となり、また次の旅へと繋がっていくのだと感じたり。
夜の静けさの中で次の冒険を夢見て
カンボジアの夜が静かに深まり、星が空に輝く中で、ふと空を見上げました。
パブストリートの喧騒を遠くに感じながら、自分は少しずつ歩みを進めています。
この街の活気とエネルギーに触れ、また新しい挑戦を心に描いています。シェムリアップの夜は、まるで次の冒険への期待感を高めてくれます。
次回は戦争関連で、以前から興味があったア・キラー氏の地雷博物館へ行ってきましたので、そちらを綴ろうと思います。