ホイアンの夜は、昼間とはまた違った魅力を放ちます。
ランタンの灯る幻想的な街並み、川沿いに立ち並ぶレストランやバー、そして路上に響く音楽のリズム。食と文化が混ざり合い、訪れる人々を魅了するホイアンの夜を、今日はじっくりと楽しみました。
ホイアン名物「バインセオ」と「ゴイクオン」
「バインセオ」は、ターメリックで色づけられた薄焼きの生地に、豚肉やエビ、もやしがたっぷり詰められたベトナム風お好み焼き。
外側はカリッと香ばしく、中はしっとりとした食感が絶妙です。新鮮なハーブと一緒にライスペーパーで巻き、特製の甘辛いタレにつけていただくと、爽やかな風味が口いっぱいに広がりました。
もう一品、「ゴイクオン(Gỏi Cuốn)」も注文しました。
こちらはいわゆる生春巻きで、米粉の皮で野菜やエビ、ハーブを巻いたもの。あっさりとした味わいながら、ピーナッツベースの甘辛いタレとの相性が抜群でした。
実は7年前に訪れた場所で、全く同じものを注文してみました。
夜のホイアン散策 〜ランタンが彩る幻想的な街並み〜
日が沈むにつれて、ホイアンの街は一気にロマンチックな雰囲気へと変わっていきます。
夜の旧市街には、色とりどりのランタンが輝き、その光が川面に映し出されていました。昼間の賑やかさとは異なり、夜のホイアンはしっとりとした美しさを感じさせます。
川沿いを歩いていると、屋台やストリートパフォーマンスの音が響き渡り、多くの人々がその場の雰囲気を楽しんでいました。
ホイアンの屋台グルメ 〜ローカルフードの奥深さ〜
ナイトマーケットでは、さまざまな屋台が並び、どれも魅力的な食べ物ばかりでした。
まず目を引いたのは、串焼きの屋台。タコやイカ、鶏肉や牛肉が炭火でじっくり焼かれ、香ばしい匂いが漂っていました。特に、葉に包まれたスパイスの効いた肉料理は、ベトナムらしい風味が強く感じられました。
また、ベトナムでは珍しいカエルの串焼きも発見しました。現地の人々にとってはポピュラーな食材の一つで、柔らかくジューシーな味わいが特徴です。
最後に選んだのは、なぜか「フィッシュ&チップス」。
ベトナムのローカルフードとは異なりますが、欧米の観光客も多いホイアンならではの一品です。
カリカリに揚げられた白身魚と、ホクホクのフライドポテトを特製のタルタルソースにつけていただきました。ベトナムのローカル料理とは違う美味しさがあり、異国情緒漂うホイアンの夜にぴったりでした。
ホイアンの夜 〜音楽が響くライブバーへ〜
食事の後は、音楽を楽しむためにライブバーへ。
ホイアンには、地元ミュージシャンや外国人アーティストが演奏するライブバーが点在しており、訪れる人々を魅了しています。今回訪れたバーでは、ジャズとロックが融合したようなサウンドが響き渡っていました。
ステージには、ギタリスト、ベーシスト、ドラマー、そして情熱的なボーカルが並び、観客と一体になって盛り上がっていました。地元の人々と旅行者が一緒に音楽を楽しむ空間は、まさにホイアンの多文化な魅力を象徴しているようでした。
特に印象的だったのは、ある女性ボーカリストの歌声でした。エイミー・ワインハウスの名曲を力強く、伸びやかで力強い声が店内に響き渡り、観客は静かに聞き入った後、大きな拍手を送っていました。
バーの片隅には「TIPS FOR BAND」と書かれたボックスがあり、演奏が終わると観客がチップを入れていました。ホイアンのナイトライフは、音楽とともに人々の心をつなぐ場でもあるのだと感じました。
DAY 2の終わりに 〜ホイアンの夜の魅力を堪能して〜
夜のホイアンは、昼間とは異なる幻想的な世界が広がっています。
屋台の賑わい、ランタンの灯り、バーに響く音楽——どれもがホイアンの夜を特別なものにしていました。
ローカルフードを味わい、川沿いの街並みを眺め、ライブバーで音楽に身をゆだねる。そんな贅沢な時間を過ごしながら、改めてホイアンの魅力を感じました。
また訪れるときには、昼と夜のホイアンの美しさをじっくりと堪能しながら、この街のさらなる魅力を発見したいと思います。
この記事を書いた人

- 代表取締役
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
最新の投稿
TRIP2025-03-31テンダーロインの歩道に、あの頃の鼓動が揺れていた。
TRIP2025-03-30まぶたの奥に残る景色の先で 〜赤い橋と記憶の波を越えて〜
Music2025-03-20自由の風が染め上げる 〜タイダイに滲むヘイト・アシュベリー〜
TRIP2025-03-18消えゆく霧の向こうに、初めてサンフランシスコの扉を開いた。