重度の花粉症持ちの僕にとっては今時期の日本がとてもつらい。
どこにいても集中できないくらい目が痒くなったりして大変。
それがイヤで行くなら今!!と思い春を通り越して夏の時期に飛んできたわけだけれども、ここカンボジアは砂ほこりとの戦いでもあった。
朝目覚めてベランダで日本のニュースとカンボジアの今日の天気を調べて、日本から持ってきた仕事をこなす。朝の10時までには宿泊施設のモーニングが終ってしまうから休憩がてら食べて、残りの仕事を片付けて街に繰り出す。
マーケットの日常
常夏のフルーツは露店に並び、大勢の人々がマーケットへ買い出しにきていたりする。
それはなにも果実だでなく、肉や魚、調味料のそれらもまた同じ。
この街で生活する人たちにとってはこれは至極なんの変わり映えもしない日常があって。
パブストリート
シェムリアップの繁華街。「パブストリート」にあるレッドピアノ。多くのバーやレストランが建ち並ぶ通りの入り口にあるので、初めて訪れる旅行者にも分かりやすい立地。
1階には開放的なオープンエアのテラス席もあり、パブストリートの喧騒を感じられる。
実はこの店、あのアンジェリーナ・ジョリーが常連客。
アンジェリーナ・ジョリーがこのレッドピアノに足繁く通っていたのは、映画『トゥームレイダー』の撮影時。カンボジアロケでシェムリアップに滞在していた時なんだとか。
でもその横では、物乞いする人にお金を渡す観光客がいる。
こういう光景は東南アジアではあちこちで見られる光景なんだけれど、イギリスのスプレーアーティストバンクシーなら皮肉たっぷりでこういう題材をどんな作品に仕上げるんだろうな。なんて考える。
ストリート・チルドレンのために歌う
海外のバーを巡るのも旅の楽しみのひとつ。
僕は必ずといっていいほど店内などで生演奏をしている店があれば立ち寄る。
その国の民謡をやっていたり、世界的に有名な曲をやっていたりと様々なんだけれど、音楽はいつも世界をつなげてくれる。
特に今回はストリート・チルドレンのために歌うミュージシャンにも出会え「音楽で世界を変える」という志をもっている方だった。
近年、残念ながら商業ビジネスに成っていった「音楽」が今でもこういった方たちの取り組みで、世界の困っている子どもたちを助けるきっかけになっているのが、僕は嬉しい。
60年代のサンフランシスコで巻き起こったサマー・オブ・ラブのように「何かで世界を変えたい」と思うことって、人間のもっている本質的な革命に対する自我の現れだと思う。
国境も肌の色も、年齢さえも飛び越えて仲良くなれる瞬間はお金じゃ買えないひとときで。
「Do you have any songs that you want to listen to?」と聴きたい曲をリクエストされた時は、オーティス・レディング、ザ・バンドなどをリクエストした。
すると近くにいたアメリカ人の方たちが「Choose a good song!!!」と選曲した曲を褒めてくれたりして。その後一緒にセッションしたり写真とったり楽しすぎるひとときだった。
今日もいつもと変わらずこのストリートは活気に満ち溢れていて。
人と人が交差して、また今日も色んな人間模様を映し出すんだろう。暑い熱帯夜には冷たいシャワーを浴びて、さっきリクエストしたばかりのはずだった、この曲を聴きいてベッドに入ろう。
“The Dock Of The Bay”
Otis Redding
※タップ(クリック)すると曲が流れます。
この記事を書いた人
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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