ロサンゼルスを出発し、北へ車を走らせること数時間。
朝日が昇る頃、サンタバーバラに到着しました。
この街は、美しい海とスペイン風の白い街並みが特徴で、ハリウッドのセレブたちがバカンスに訪れることでも知られています。
ロサンゼルスの喧騒とは対照的に、ゆったりとした時間が流れており、旅の疲れを癒やしてくれるような場所です。
白い街並みと青い空のコントラスト
サンタバーバラの中心地に足を踏み入れると、まるでヨーロッパの小さな町を歩いているような感覚になります。
スペインの植民地時代の影響を受けた建築が並び、赤い瓦屋根と白い壁が印象的です。
朝の光に照らされる街並みはとても美しく、どこを歩いてもフォトジェニックな景色が広がっています。
訪れたショッピングモール「パセオ・ヌエボ」は、そんなサンタバーバラの魅力を凝縮したような場所でした。
美しく装飾されたタイルの階段、開放感あふれるテラス、そして洗練されたショップの数々。
朝早い時間だったため人は少なかったですが、それがまた静かで落ち着いた雰囲気を作り出していました。
朝食はガンボスープを注文
サンタバーバラの街を歩く前に、まずは朝食を取ることにしました。
アメリカのダイナーには、ボリュームたっぷりのブレックファーストメニューが揃っていますが、この日訪れたのはケイジャンキッチン。笑
名前だけ聞いても、ニューオーリンズ料理がありそうな予感がしていましたが期待を裏切ることはありませんでした。
メニューを見てみて、オーダーしたのはもちろん「ガンボ」
ガンボスープは、アメリカ南部のルイジアナ州を代表する料理のひとつで、フランスやスペイン、西アフリカの影響を受けたクレオール料理の一種です。
オクラを使ってとろみを出し、鶏肉やソーセージ、エビなどの具材をスパイスでじっくり煮込んだ、濃厚な味わいのスープです。
スチームの立つスープにスプーンを入れると、ゴロゴロとした具材がたっぷり。
熱々のスープを一口飲むと、スパイスの効いた深い味わいが口いっぱいに広がり、旅の疲れが一気に吹き飛ぶようでした。
ダイナーの落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりとコーヒーと朝食を楽しみながら、今日のルートを考えました。
海沿いのスターンズ・ワーフで過ごす時間
次に訪れたのは、有名な「スターンズ・ワーフ(Stearns Wharf)」です。
カリフォルニア州で最も歴史のある木製桟橋のひとつで、1872年に建設されました。
長さ約700フィート(約213メートル)のこの桟橋は、サンタバーバラの美しい海を一望できる絶好のロケーションで、
観光客だけでなく、地元の人々にも愛されるスポットとなっています。
海と山のコントラストが生む絶景
スターンズ・ワーフの魅力は、その絶景にあります。
桟橋の先端まで歩くと、青く広がる太平洋の景色が目の前に広がり、
振り返れば、サンタバーバラの赤い瓦屋根の街並みと、奥にそびえるサンタ・イネズ山脈の壮大な景色を楽しむことができます。
この日は天気もよく、海風が心地よい時間でした。
釣りをする人々の姿もあり、のんびりとした雰囲気が流れています。
カモメが空を舞い、波の音とともに、どこか懐かしい気持ちにさせてくれました。
桟橋の楽しみ方
スターンズ・ワーフには、レストランやギフトショップ、水族館などが並び、
散策だけでなく、さまざまな楽しみ方ができる場所です。
特に、シーフードレストランが多く、新鮮なカニやロブスターを味わえるお店が人気です。
この日は食事を済ませたばかりでしたが、
店先に並ぶシーフードのメニューを見て、次回はここで食事をしてみたいと思いました。
ロードトリップ再開——北へ向かう道中での楽しみ
サンタバーバラを出発し、次の目的地へ向かいました。
アメリカ西海岸の旅では、移動そのものが大きな楽しみのひとつです。
車を走らせながら広がる景色を眺め、時折立ち寄る場所が、旅をより思い出深いものにしてくれます。
途中、カリフォルニアを代表するハンバーガーチェーン「イン・アンド・アウト・バーガー」に立ち寄りました。
ここのハンバーガーは二個。笑
シンプルながらもジューシーで、何度食べても飽きることがありません。
この日は、「アニマルスタイルフライ」と一緒にオーダー。
たっぷりのチーズと特製ソースがかかったフライドポテトは、まさに絶品でした。
バスプロショップでアウトドアの魅力に触れる
夕方、道中で「バスプロショップ」に立ち寄りました。
ここは、アメリカ最大級のアウトドア用品店で、釣り具やキャンプ用品、ハンティングギアなどが豊富に揃っています。
店内には巨大な水槽や動物の剥製が展示されており、まるでアウトドアのテーマパークのような雰囲気です。
クリスマスが近いこともあり、店内には華やかなデコレーションが施されていました。
旅の途中でこうした場所に立ち寄ると、ちょっとした息抜きになり、新しい発見があるのも嬉しいポイントです。
それにしても、やはりこの度は自身のルーツがたくさん掘り起こされて楽しい。笑
ラパラのルアーなども久しぶりに手に取りましたし、バスフィッシングがまだまだアメリカでも盛んなんだな。気付かされるラインナップでした。
次なる目的地いざサンフランシスコへ
バスプロショップを後にし、再び車を走らせました。
カリフォルニアの風を感じながら進むこの旅は、まだまだ終わりません。
アメリカのロードトリップは、目的地だけでなく、その過程にもたくさんの魅力があります。
景色、食事、立ち寄る場所、すべてが旅の一部となり、心に残る瞬間を作り出してくれました。
次の目的地はサンフランシスコ。
ITのメッカであるシリコンバレー、自身も大いに影響を受けた60’s~70’sのヒッピームーブメントの名残を肌で感じてきます。
この記事を書いた人

- 代表取締役
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
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