アフリカのビートに乗せて 〜ルワンダで奏でる最後のリズム〜

2024.08.22

ルワンダ最終日の朝は、実に静かで清々しい一日の始まりを告げていました。

陽の光がキガリの街を柔らかく包み込み、目の前に広がる景色は心を洗うような美しさ。

この地に足を踏み入れた瞬間から感じていた、どこか懐かしいような、そして初めて出会った新鮮な感動が、初めて訪れた国ならではの感情を思い出させてくれました。

人々の暮らしを彩るバス旅

この国の人々にとって、バスはただの移動手段ではなく、日常の風景に溶け込んでいる大切な存在です。

この大地は、ただただ美しいだけでなく、そこに住む人々に生きる力を与えているのでしょう。

ルワンダのバスに乗る人々は、それぞれに異なる目的地へと向かいましたが、どこか共通する穏やかな表情をしていました。

それは、この国が持つ独特の時間と、自然の中の流れこの風景とともに流れる時間は、私にとっても一つの贈り物のように感じられました。

世界と繋がる瞬間

ルワンダでの最後の夜、私は青年会議所が主催するGALAパーティーに招待されました。

会場は華やかでありながらも温かみを感じさせる雰囲気が漂い、私の心は期待と興奮で高く鳴っていましたルワンダでの最後の夜を、このような素晴らしいイベントで締めくることができる喜びを感じつつ、同時に、「この地を離れてしまう。」
そんな寂しさも感じていました。

パーティーの会場には、様々な国から集まった人々が笑顔で集い、この場で出会えた多くの人々との交流は、自身にとっても忘れられない思い出になりました。

GALAパーティーのハイライトのひとつは、ルワンダの伝統的なダンスの出し物でした。 会場が薄暗くなり、ドラムのリズムが響き渡ると、私たちの目の前に現れたダンサー達、華やかな衣装にその踊りは、ルワンダの豊かな文化と歴史を感じさせるものであり、観客全員がその魅力に引き込まれました。

息を合わせながらステージを芝居、太鼓のビートに合わせて足を高く上げるその姿はまさに圧巻。
その動きは、まるで大地の鼓動と一体となったかのような力がありました観客席からは、感動の声が響いていました。

パーティーの途中、自分の顔がスクリーンに映し出され、一緒のテーブルのメンバーからは写真を撮り合い、ハグを交えて、温かな言葉をかけるたびに、この夜が私の心に深く刻まれていくのを感じました。

このGALAパーティーは、ただの社交イベントに留まらず、国境を越えた友情が芽生えましたので特別な場となりました。

特に、異なる文化や背景を持つ人々と共に過ごした時間は、大変貴重な機会でした。

ルワンダ、アートの街 色彩 〜豊かな芸術との邂逅〜

次の日、ルワンダを訪れて、最も驚かされたのは、この国が最も豊かなアート文化でした。

最終日には、現地のアートギャラリーを訪れる機会があり、その色鮮やかな作品に心を奪われました。
ルワンダの芸術は、この国の自然を深く見つめており、生命の息吹が感じられるものばかりでした。

ギャラリーに展示されていた作品は、動物や自然をモチーフにしたものが多く、どれも鮮やかな色彩と強いタッチで描かれていました。

アートの街は、創造性と伝統が見事に融合した場所であり、ここに集うアーティストたちが、その豊かな文化を世界に向けて発信しています。

ギャラリーを訪れた後、私はその場をついでに、心の中に強いインスピレーションが湧き上がるのを感じました。この地でのアートは、心に深い響き、クリエイターとして創造する喜びを何度でも呼び覚ましてくれます。

この地で感じたアートの力は、私にとって大きな財産となりました。 色彩豊かな作品たちが持つ生命力は、ルワンダの自然と人々それのエネルギーそのものであり、私にとっても新たな創造の原動力になりますそうでしょう。

アフリカ大陸をふりかえって

ルワンダでの最終日を振り返って、心の中にさまざまな感情が押し寄せてきます。美しい自然に包まれた風景、バスに乗る人の穏やかな日常、そして青年会議所のGALAパーティーでの温かな交流これらすべての経験が、私の心に深く刻み込まれました。

特に、パーティーでの出会いと友情は、ルワンダという国が持つ優しさと温かさを象徴するものでした。

異なる文化や背景を持つ人々が一堂に会し、笑顔を交わし、共に踊り、そして絆を結ぶ瞬間そのが、私にとってかけがえのない思い出です。 現地のダンスに触れた時、ルワンダの文化が持つ豊かさと誇りを肌で感じることができました。

ルワンダのアートギャラリーで目にした色彩豊かな作品たちも、私の心に深い印象を残しました。

創造の喜びが込められた作品たち、自分にも大きく新たなインスピレーションを与えてくれました。笑顔で迎え入れてくれた彼らの温かさは、これからも私の心の中で輝き続けるでしょう。

今僕は、写真を見返すたびに、ルワンダの温かな人々の笑顔や、美しい自然が頭の中に広がり、その瞬間に浸っています。

特に、マーケットで撮影した、ミシンを踏む女性のこの写真は、ワンダでの思い出を代表する一枚です。

振り返ってみると、ルワンダでの最終日は、私にとって特別な意味を持つ一日でした。

初めてのアフリカ大陸。期待以上に「不安」の方が大きかったのは事実でした。しかしそれらの不安を大きく覆してくれた、美しい景色、心温まる出会い、そして文化と芸術の魅力。

それは、人々の優しさと自然の美しさ、そしてアートが持てる力の素晴らしさでした。

自分が大好きな音楽のルーツもすべてこの地にから出てきたものなんだ。

と改めて、このアフリカ大陸への思いを馳せながら、今キーボードを打っています。

BLUES、JAZZといった黒人音楽こそが現代音楽の原点であり、また彼らのカルチャーであることを、最後の夜に再確認させられた。そんな夜でした。

次回は、アフリカ大陸を離れ、カンボジアの地を目指します。
その前に、トランジットで滞在したタイでの3日を次回は記事にしたいと思います。お楽しみに!!

この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA
TAKASHI YAMANAKA代表取締役
1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA

CEO

1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
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