Happy New Yearが空に咲いた夜 〜砂漠に響いたカウントダウン〜

2025.04.11

シリコンバレーの余韻を胸に、車を南へ。

ラスベガスに到着したのは、2024年12月31日の夜でした。大晦日のこの街は、予想以上の熱気と、無数の光と、どこまでも続く人の波に包まれていました。

ホテルにチェックインしてすぐ、軽く食事を済ませようとイン・アンド・アウト・バーガーへ。

勢いでカスタムオーダーをお願いしてみたのですが、なんと通常のダブルダブルとカスタムの両方が出てきてしまい、手にしたトレイにはバーガーが2つ。

ひとり旅の胃袋には少々ハードでしたが、これもアメリカンな思い出のひとつです。笑

ベラージオの噴水

深夜が近づくにつれ、人々はストリップ通りの中心へと吸い寄せられていきました。特に人が集中していたのがベラージオの噴水ショー

夜の空に放たれる音楽と水のコラボレーションは、まさに芸術の域。

その周囲には、イタリアやフランスを模した建築群が立ち並び、異国の風景がネバダの砂漠の上に立ち上がるという不思議な空間が広がっていました。

しばし異世界に迷い込んだような錯覚を覚えます。

ストリップの喧騒と、観覧車の存在感

喧騒の中心から少しだけ離れた場所に、観覧車「High Roller」が静かにそびえていました。

観覧車のまわる音は聞こえないけれど、その存在は街の祝祭とは違う時間をゆっくりと刻んでいるようでした。

その足で立ち寄ったバーでは、地元のクラフトビールを片手に2024年最後のカウントダウンを迎えました。誰もが笑い合い、見知らぬ人と乾杯を交わしながら、新しい年への一歩を祝っていました。

「Happy New Year 2025」の声が、ラスベガスの空にこだましていたのを、今も耳が覚えています。

光と未来が重なるスフィア、昼と夜の顔

この旅で最も印象的だった建築がスフィアでした。

夜、全体が映像に包まれ、まるで「光の惑星」のように浮かび上がっていたあの存在は、現実感がなく、ただただ圧倒されました。

そして翌日、昼間に見たスフィアもまた別の美しさがありました。光を吸い込んで静かに佇む巨大な球体は、まるで未来の記憶装置のように感じられました。

この場所で、2025年4月にDead & Companyのライブが行われるとのこと。

スケジュール的には難しいかもしれませんが、心のどこかで「行きたい」と、静かに願っている自分がいます。笑

↑本当に生きているうちに経験してみたいです。

ロブスターと夢のテーブル、カジノの香りだけ少し

今回は一人旅だったこともあり、カジノには足を踏み入れませんでした。

ですがその代わりに立ち寄ったのが、ロブスターの食べ放題レストラン

70ドルほどで、贅沢にもロブスターを何度もおかわりできるスポット。曜日限定の開催でしたが、運良くその日にあたり、プリプリのロブスターを頬張ることができました。

お皿に並ぶのは夢のような赤い殻。ロブスターの他にもステーキも食べ放題。

隣のテーブルのグループと笑いながら乾杯し、気づけば時間を忘れて7匹は食べていました。笑

2025年、ゆるやかに始まる朝と、昼の街を歩く時間

1月1日、年が明けた街はどこか少し穏やかでした。

ビール缶片手にストリップ通りを歩く。これもまたラスベガスならではの自由な風景です。

お土産コーナーを覗くと、「Welcome to Fabulous Las Vegas」のロゴ入りグッズや、派手なサングラス、カジノ風マグカップなど、いかにも“らしい”雑貨が山のように並んでいました。見るだけでも楽しい。

そして、Fred Segalにも立ち寄ることができました。ロサンゼルスでもおなじみのハイセンスなセレクトショップが、ラスベガスにあるというのも不思議な感じがします。

買い物をするでもなく、ただ空間を感じるだけでも十分に満たされました。

昼間のラスベガスは本当にアメリカン!というよりも異国情緒ある触れる街並み。

次回、目指すのはカリフォルニア州最南端の都市、サンディエゴ

砂漠の街を後にして、海と陽気な空気の街へ。

次回は、国境にほど近いサンディエゴの町で出会った人々と風景を、お届けする予定です。

この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA
TAKASHI YAMANAKA代表取締役
1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
9年前に始めたBLOGも750記事を超えました。
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TAKASHI YAMANAKA

CEO

1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
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