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CEO BLOG

有事の際に見える「人間」の本質の話。

Written by Takashi Yamanaka

さて8月8日から、ここ滋賀県長浜市にも「まん延防止等重点措置」が発令されてしまいました。

先日、飲食店の先輩経営者と話す機会があったのですが、「大変ですね。この時期に」と言ったら「本当にね。通常通り店を開けたいのに。」と。

理由を聞くと「お世話になってる取引先・仕入先に影響がでるのが申し訳ない」

なかなか多くの方には理解し難いかもしれません。

もちろん、経営者として守るべきものとして自社の社業を第一に考えます。

商いをしていく上で大切なこと…

先ずは、お客様の事(安心して来店したり、サービスを受けられるか)

そして、スタッフの事(満足度を高く持ち、イキイキと働く事ができるか)

その他色々な要素がありますが…

そのいくつかの要素の中でも優先度高いのが「取引先・仕入先・関係業者」という視点。

飲食や小売業では至極、当然の話になりますが今「当たり前」に提供している(できている)サービスというのは一次産業の人たちがいるから。

しかし、釣り場でかつ、フィールドを川で例えるなら、川下に行けば行くほど、エンドユーザーに近くなっていくものです。

故に、その川下でサービスを提供している人はなかなか、水の流れを見つめようとしません。

それは今、目の前にいる釣果(業績)ばかりに目がいってしまうからではないでしょうか。

事実、「魚が釣れる」のも源から水が流れ山を下り、海へと渡っていくからというこの「原理原則」

これを真に理解している人というのは、こういった情勢の中であっても、我が店よりも、他者を思う心を忘れません。

少しばかり説明が長くなりましたが、この言葉を聞いて、以前に書いた「たねや」のCEO山本さんのお話を思い出しました。

天平道 、黄熟行、商魂。

近江商人の三方よしの精神とは「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の「三方良し」です。

これを地で行く人が自分の周りに居てくれ、そしてその商売の原理原則を何度も最確認させてくれることに私は本当に感謝しかないです。

有名な論語の一節でこんな言葉があります。

君子は義に喩り小人は利に喩る

これは徳のある者は、物事に対処するにあたって、まずそれが正義であるかどうかを考えるが、小人はそれが先ず利益につながるかどうかを考えることをいう意味。

これは上記にも記載した通り、「義」を通すのか。それとも、我が身可愛さ優先で目先の「利益」を取るのか。

「経営は苦しい」とは同業種であればよく聞く話ですが、この条件は皆同じです。

「あなたは飲食店や小売じゃないからこの気持は分かるまい!」とういう意見がでても、事実、飲食店経営者の先輩はこのような状況下の中、激動の大海原を社員を乗せて、今日も舵を取っています。

厳しい。苦しい。と慌てふためく中、毅然とした心構えで台風の渦中であってもその先の「凪の海」を見据えている冷静さ。この時代に必要不可欠な能力だと私は思います。

この状況下で、こんな大切な事に気付かせて頂いたことに心から感謝したい。

さぁ、大変な時代であることには以前変わりないですが、決定的に違うところは、「まん延防止等重点措置」が出た今、これからが経営者としての「本質が見える」という事ではないでしょうか。

 

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