先日読んだ本、「なぜ倒産」日経トップリーダー編 日経BP社ですが、
この書籍は23社の倒産例を集め、なぜ破綻に至ったのか、その法則を探ろうとしたものです。
その結果わかったのは、成功には定石がないものの、失敗には定石がある、あるいは破綻には一定のパターンがあり、失敗例は再現性が高いと言うことだそうです。
従って、失敗例を分析し学ぶことはとても有意義とのこと。
それを端的に表したのが、「成功はアート。失敗はサイエンス。」というこの言葉です。
起業して成功するにはどうしたら良いか。どうのようにすればゴールなのか。
だれも成功を夢見るのですが、どこかで歯車が狂い、その歯車を肯定しよう、と思えば思うほど成功からかけ離れていく。狂った歯車を正すことの現象ならびに因果関係がサイエンスなんだと思います。
- 急成長には落とし穴がある
- ビジネスモデルが陳腐化したときが分かれ道
- リスク管理の甘さはいつでも命取りになる
といった3つのカテゴリーに分類し倒産企業の分析をしています。中小企業の中でも比較的規模の大きい会社のため、売上等の数字は大きいのですが、逆に数字が大きい分、費用等で出ていく数字もデカく、うまくいかなくなった時の舵取りの困難さがうかがえます。
どうやって成功させるか。というのはその人それぞれ違うとということ。
例えば、自分が同じ、孫正義さんと同じやり方をやっても、年齢も違うし、時代も違うから、全く同じ方法でやっても成功は約束されません。
つまり再現性が無いから、アート。
一人一人成功の法則は違うものだと思ってます。
この記事を書いた人

- 代表取締役
- 1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
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